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酒井宏が復帰即フル稼働! 7戦ぶりのピッチで攻守に躍動、マルセイユの3戦ぶり白星に貢献

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DF酒井宏樹が勝利に貢献

[2.5 リーグ1第18節 マルセイユ1-0ボルドー]

 フランス・リーグアンは5日に第18節延期分を行った。日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユボルドーと対戦し、1-0で勝利。アジアカップに参戦していた酒井は公式戦7試合ぶりにピッチに立ち、チームの勝利に貢献した。

 マルセイユのホームで行われた1月25日の第22節・リール戦(●1-2)でサポーターが爆竹を投げ込み、試合が一時中断。その影響で今節は無観客試合となった。日本代表から帰還した酒井は4-4-2の右サイドバックで先発出場。チームはMFフロリアン・トバンやMFディミトリ・パイェ、MFルイス・グスタボといった面々が招集外となり、第18節開催時点でチームに加入していなかったFWマリオ・バロテッリもスタンドで観戦となった。

 静けさに包まれた中で、前半25分に試合が動く。ボルドーのFWサミュエル・カルーがMFルーカス・オカンポスに危険なタックルをしてしまい、レッドカードで一発退場となった。

 数的優位に立ったマルセイユは酒井が前半30分にロングシュートを放つも、相手のブロックに遭う。さらに、直後には右CKからのショートコーナーでMFマキシム・ロペスがクロスを上げると、ファーサイドの酒井が豪快にヘディングシュート。しかし相手GKの好セーブに阻まれ、枠外へとはじきだされた。

 攻勢のマルセイユは前半42分に先制する。右CKからニアサイドのFWバレール・ジェルマンが軌道を変え、ファーサイドのDFブバカル・カマラが頭で押し込んだ。

 1-0で前半を折り返したマルセイユは後半も激しくプレス。酒井も連動するが、後半10分には相手の後方からタックルしてしまい、目の前にいた主審によってイエローカードを提示された。

 マルセイユは試合終了間際にはジェルマンのヘディングシュートのこぼれ球をMFブナ・サールがワンタッチで押し込むが、オフサイドの判定でノーゴールに。しかし、そのままリードを守り切り、1-0で終了。3試合ぶりに勝ち点3を積み上げ、10位から7位に順位を上げている。

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