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[DFB杯]バイエルン、コマン延長V弾で辛くも準々決勝へ…ポカール8強出揃う

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バイエルンが苦しみながらも8強進出

[2.6 DFBポカール3回戦 ヘルタ・ベルリン 2-3(延長)バイエルン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は6日、各地で3回戦2日目を行い、バイエルンは敵地でヘルタ・ベルリンと対戦した。2-2で延長戦に突入すると、延長前半8分にMFキングスレイ・コマンが決勝ゴール。バイエルンは12大会連続で準々決勝に進出した。

 試合はいきなり動いた。前半3分、MFサロモン・カルーの縦パスを受けたDFマキシミリアン・ミッテルステットが反転から右足シュートでDFマッツ・フメルスの股間を抜いた。バイエルンもすぐさま反撃に出ると、前半7分、MFセルジュ・ニャブリのゴールで試合を振り出しに戻した。

 1-1で後半に突入すると、ニャブリの連続ゴールでバイエルンが逆転に成功する。後半4分、縦パスを受けたMFロベルト・レバンドフスキがキープしてつなぎ、FWハメス・ロドリゲスがワンタッチパス。加速してDFラインの裏に抜け出したニャブリがGKとの1対1を制し、ドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

 しかし、後半22分、フメルスがクリアボールの処理をミスし、隙を突いたFWデイビー・ゼルケが同点ゴール。2-2で延長戦に突入すると、バイエルンは延長前半8分、右からカットインしたDFダビド・アラバのパスを受けたMFヨシュア・キミッヒがアーリークロス。ゴール前でMFレオン・ゴレツカがフリックすると、PA内左からレワンドフスキが浮き球のクロスを入れ、コマンが頭で押し込んだ。

 これが決勝点となり、延長3-2で競り勝ったバイエルンが8強入り。そのほか、日本代表FW大迫勇也所属のブレーメン、DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(2部)、シャルケライプツィヒアウクスブルクハイデンハイム(2部)、パダーボルン(2部)が準々決勝に駒を進めた。

■3回戦
(2月5日)
ハイデンハイム(2部) 2-1 レバークーゼン
ハンブルガーSV(2部) 1-0 ニュルンベルク
ドルトムント 3-3(PK2-4)ブレーメン
デュイスブルク(2部) 1-3 パダーボルン(2部)

(2月6日)
ホルシュタイン・キール(2部) 0-1 アウクスブルク
ライプツィヒ 1-0 ボルフスブルク
ヘルタ・ベルリン 2-3(延長)バイエルン
シャルケ 4-1 デュッセルドルフ

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