FC町田ゼルビアは7日、今季トップチーム昇格を果たしたFW橋村龍ジョセフ(18)がブラジルの育成型クラブチーム「パラナ・サッカー・テクニカル・センター」(PSTC)に期限付き移籍すると発表した。契約期間は7月14日までとなっている。

　クラブによると、PSTCは日韓W杯ブラジル代表のMFクレベルソン、現ブラジル代表MFフェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)を輩出したクラブチーム。移籍後はトップチームに所属するという。

　イギリス人の父と日本人の母の間に生まれた橋村は小学校時代から町田のスクールに所属し、中学から高校にかけてジュニアユースとユースに在籍。2017年には高校2年生ながら2種登録選手としてJ2リーグ戦デビューを飾っており、クラブ有数の有望株として期待されている。

　クラブの公式サイトを通じて「全く自分の知らないブラジルという国で新しい挑戦をすることになり、正直不安もありますが、すごく楽しみな気持ちが大きいです。日本とは違ったサッカー文化、そして、たくさんの世界的プレーヤーが過ごした環境を肌で感じ、そのサッカーに対する考え方やプレーの違い、文化を吸収して、J1に行くであろうFC町田ゼルビアの仲間にふさわしい選手になって帰ってきます」などとコメントしている。

プロフィールは以下のとおり

●FW橋村龍ジョセフ
(はしむら・りゅう・ジョセフ)
■生年月日
2000年8月23日
■出身地
東京都府中市
■身長/体重
177cm/67kg
■経歴
町田Jrユース-町田ユース

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