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アザールの「決断を下した」発言はレアルへのプレッシャーか…移籍金は最低141億円超えへ

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去就が注目されるFWエデン・アザール

 先日自身の将来について「決断を下した」と明かしたチェルシーFWエデン・アザールだが、この発言はレアル・マドリーへのプレッシャーの可能性があるようだ。『Goal』の取材で明らかとなった。

 2012年からチェルシーでプレーするアザール。今季もプレミアリーグ24試合で12ゴール10アシストを挙げ、リーグで唯一二桁得点二桁アシストを記録するなど、世界最高峰のリーグを代表する選手に成長した。その活躍からレアルが関心を示しており、本人も憧れを公言するなど絶えず移籍が噂されている。

 そんな中、アザール本人は先日フランス『RMC』で「自分がこれからどうしていくのかを理解している。僕は決断を下した」とコメント。去就について決断したことを明かしていた。

『Goal』の取材では、アザール本人は夢のクラブであるレアルへの移籍を望んでいることがわかっている。今回の発言は、ロス・ブランコス(レアルの愛称)がオファーを送るのかどうか、決断を迫るものである可能性が高いという。

 2016年から獲得をねらうレアルは、最低でも1億ポンド(約141億円)を用意する必要があると予想される。しかし、絶対的な存在ではなくなったMFイスコを売却する可能性があり、さらに2つの夏の移籍市場でビッグネーム獲得に資金を投じていないことから、1億ポンドを用意することは可能であるようだ。

 しかしながら、レアルが28歳のベルギー代表FW獲得へ向けて正式にオファーを送るかどうかは、未だ不透明だという。そして、もし移籍が実現しなかった場合、アザールはチェルシー残留を喜んで受け入れるようだ。その場合、アザールは残りのキャリアをロンドンで過ごすことになり、新契約では先日エンゴロ・カンテが結んだ週給29万ポンド(約4100万円)以上の給与を手にすることになるそうだ。

 いよいよ今夏にはチェルシーとの契約が最終年に突入するアザール。今回の発言により、去就に関する話し合いが一気に進展する可能性もあるのかもしれない。

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