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初のJ1の舞台へ…松本FW前田大然、東京五輪に向けても「試合に出続ければチャンスは来る」

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[2.9 PSM 大宮2-0松本 NACK]

 自身初となるJ1の舞台に臨むスピードスター。だが、松本山雅FCのFW前田大然は「いつもと変わらずに」開幕を待ちわびる。

 大宮とのプレシーズンマッチでは3-4-2-1の右シャドーの位置に入った。前線でトライアングルを組んだのは、ともに新戦力のFWレアンドロ・ペレイラ、MF町田也真人ということもあり、コンビネーションは「少しずつ合わせていきたい」という状況。「2人はドンドン裏に抜けるタイプではないし、僕にしかそれはできないと思っていたので常に裏を狙うことを考えていた」と自慢の快足で最終ライン裏を狙ったものの、R・ペレイラと動きが被る場面もあってなかなか決定機を創出できず。前半15分には町田のスルーパスから抜け出しながらも、シュートはGK笠原昂史にストップされてゴールを奪うことはできなかった。

 昨季はクラブでの活躍が認められ、東京五輪世代の代表に初招集されるだけでなく、ゴールという結果も残した。自身も「昨年はいい経験ができた」と振り返りつつ、「あとは呼ばれ続けることが大事」と表情を引き締め直す。

「目の前まで迫ってきているので、つかむかつかめないかは自分次第」という東京五輪に向けても、今シーズンは大事な1年となる。だが、先だけを見過ぎずに足元を見つめる。「チームで試合に出ないと選ばれない。J1で出続ければチャンスは来ると思うので、試合に出て結果を残したい」とまずはチームでポジションを奪い取り、結果を残すことだけに集中する。

(取材・文 折戸岳彦)
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