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契約満了からの“逆襲”へ…長崎新加入MF大竹洋平が2G1A「サッカーが楽しい」

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MLSクラブを相手に2ゴール1アシストの活躍をみせた大竹洋平

[2.8 パシフィック・リム・カップ1回戦 バンクーバー1-3長崎 アロハ・スタジアム]

 新天地で最高のスタートを切った。昨季限りで岡山を契約満了となり、V・ファーレン長崎に完全移籍してきたMF大竹洋平が全3得点に絡む2ゴール1アシストの大活躍で、ハワイ開催国際大会の決勝へと導いた。

 まずは前半終了間際の44分、右サイドからのCKを蹴ると、FW長谷川悠の先制点をアシスト。後半2分にはFWイ・ジョンホの折り返しを左足ダイレクトで合わせてリードを広げる得点を奪うと、同4分には右サイドからエリア内に仕掛けて豪快にゴールネットを揺らす。「たまたまです」と謙遜したが、「結果を出せて良かった」と、2週間後に迫ったJ2開幕に向けたアピール成功を素直に喜んだ。

 高い期待をかけられ続けてきた。しかし毎年のように怪我に悩まされることもあり、これまでシーズンを通して思うような活躍が出来ずにいる。FC東京にトップ昇格した2008年、ルーキーイヤーに23試合4得点を記録して大きな注目を集めたが、J1ではこれがキャリアハイとなってしまっている。

 昨年オフには10番を託されて2シーズンをプレーした岡山からは契約満了を言い渡された。「悔しい気持ちもありましたし、このままでは終われないという気持ちになれた」と当時の心境を明かす大竹だが、「この年齢になってようやくサッカーが分かってきた。だから今はすごく楽しい」と感じていたからこそ、体現する場所が欲しかった。そんな自分に声をかけてくれた長崎への“恩返し”のためにも、活躍は義務だと感じている。

 今年5月2日の誕生日で30歳を迎える大竹。節目のシーズンに気合が入らないわけがない。「サッカーは楽しいし、奥深い。まだまだ発見もある」と探求心も旺盛だ。「僕は下からのスタート。このチームに拾ってもらったじゃないですけど、結果を出していくしかないので、これを続けていけるようにしたいです」。 

(取材・文 児玉幸洋 取材協力 アンダーアーマー)

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