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ビルバオと分けたバルセロナ…バルベルデは「私たちは先週と同じく首位。間違えてなければ来週も首位」

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バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督

 10日のリーガ・エスパニョーラ第23節、バルセロナは敵地サン・マメスでのビルバオ戦をスコアレスドローで終えた。エルネスト・バルベルデ監督は試合後、優勝争いに大きく響くドローであるとの見解を否定している。

 アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーのダービーがR・マドリーの勝利に終わって2位と3位が入れ替わり、優勝レースで独走態勢に入る可能性を手にしたバルセロナ。だが、このビルバオ戦では明確な決定機を生み出せず、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの好守連発によって、何とかドローに持ち込むことが精一杯だった。

 バルセロナはこの結果、2位レアル・マドリーに勝ち点差を6に縮められ、3位アトレティコとの差は7までしか縮められず。ダービーの結果を生かし切ることができなかった。

 アスレティック戦後、会見に出席したバルベルデ監督に対してはリーガの優勝争いが厄介なものになったとの質問も飛んでいる。だが同指揮官は意に介すことなく、こう返答した。

「私たちは先週と同じだ。先週を首位で終え、今週も首位なんだよ。計算を間違えてなければ、来週も首位で終えることになるだろう」

 また試合自体については、次のように振り返っている。

「前半は、試合に入っていくための少しの決断が欠けていた。過密日程の影響があるか? 私たちがパフォーマンスを的中させなかったために影響はあるだろう。的中させられなければ、疲労に罰せられることになるんだ」

「前半、彼らはペナルティーエリアの近くにいたが、そのプレッシングを突破することに苦労を強いられた。後半はそのプレッシングを突破したから、私は疲労のせいにはしたくない。それでも、明敏であることは鍵となるがね。私たちは後方にスペースを空けてしまい、そこでウィリアムに明確な決定機をつくられたが、テア・シュテーゲンの素晴らしいセーブがあった。後半の私たちはゴールにより近づいたが、しかし明確な決定機を手にしたのは相手の方だったんだよ」

 これほど決定機に恵まれなかったバルセロナというもの珍しいが、選手たちの意思疎通はしっかりと取れていたのだろうか。

「攻撃における的中具合、選手たちの意思疎通となると……ボールを足元で待つか、スペースで待つかということはあるだろうがね」

 バルベルデ監督はその一方で、コンディションが万全ではなかったともされるFWリオネル・メッシについて「100%の状態でプレーしたよ。確かに(起用できるか)難しいところはあったが、彼がプレーに臨むときには、プレーできるという確信を有している」と語っている。

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