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長崎FW玉田圭司、かつての僚友の訃報を悲しむ「優勝をダニエルに捧げたい」

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玉田はパシフィック・リム・カップの決勝に先発し、存在感を発揮した

[2.10 パシフィック・リム・カップ決勝 長崎3-1ソルトレイク アロハ・スタジアム]

 早すぎるよ――。2012年から2シーズンを名古屋グランパスでともにプレーしたV・ファーレン長崎のFW玉田圭司(38)も、ダニエルさんの36歳での早すぎる死を悲しんだ。

 玉田は10日、ハワイで行われたパシフィック・リム・カップの決勝に先発。得点こそなかったが、ボレーシュートで相手ゴールに迫るなど、さすがの存在感を発揮。“移籍後初タイトル”を獲得した。

「ハワイという環境でMLSとやれる機会もなかなかない。若手にもいい刺激になったんじゃないかな。そういう中で結果が出せたのはチームにとってもすごく大きかったと思います」

 ダニエルさんががんのために亡くなったという訃報は、この日朝に当時の通訳からの連絡で知った。合流初日から馴染んでいるような陽気な選手で選手で、日本語でもコミュニケーションを取れたことから、プライベートから仲が良い選手だったという。

 体を悪くしたという情報は入っていたが、まさかここまで悪いとは知らなかった。「結構ショックがでかい」と現実を受け止めきれない様子の玉田は、「この優勝はダニエルに捧げたい」と沈痛な表情で話した。

 ただし悲しんでばかりもいられない。名古屋から移籍初年度。2週間後には横浜FCとのシーズン開幕戦が行われる。「コンディションはすごくいいと感じている」と手ごたえ十分の38歳は、「長崎のサッカーを向上させたい」。かつての僚友の思いを背負い、力の限りを出し尽くす。

(取材・文 児玉幸洋 取材協力 アンダーアーマー)

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