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東京五輪出場のためにも今季の活躍は必須…長崎MF名倉巧が“優勝決定弾”「もっと頑張らないと」

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MF名倉巧が優勝を決定づける得点を奪った

[2.10 パシフィック・リム・カップ決勝 長崎3-1ソルトレイク アロハ・スタジアム]

 V・ファーレン長崎の20歳MF名倉巧が、優勝を決定づける3点目を後半39分に奪った。

 1点差に詰め寄られた直後の後半40分、MF新里涼のスルーパスに反応した名倉は、DFの寄せを外してGKと1対1に。股下を抜くシュートでゴールネットを揺らした。

「いいボールが新里君から来て、ダイレクトで打とうと思ったんですけど、いい感じに抜け出せたのでそのまま行きました。中に折り返そうとも思ったんですけど、点が大事かなと思って思い切り蹴りました」

 選手権のヒーロー。名倉は國學院久我山高で2年生の時に出場した全国高校選手権でブレーク。母校を準優勝に導き、名を轟かせた。卒業後は専修大に進学してサッカーを続けることも考えたが、高校時代の恩師である李済華氏がゼネラルマネージャー(GM)を務めるFC琉球から誘いを受ける形でプロ生活をスタートさせた。

 しかし専修大には指定校推薦で入学を決めていたために簡単に取り消すことが出来なかった。そのために平日は東京で大学に通い、週末は沖縄で試合をこなす生活を1年間過ごした。そんなルーキーイヤーだったが、J3で22試合に出場して4得点を記録。その活躍が認められて2年目の昨年は当時J1の長崎に移籍。学校の休学も認められ、サッカーに専念する環境を自らの実力でつかみ取った。

 昨季のJ1で3試合の出場に終わった悔しさはもちろんある。「意識はしている」と話す来年に迫った東京オリンピック出場の夢をかなえるためにも、今季は大きな結果を残す必要がある。

 同学年のFW堂安律は日本代表で活躍。中学時代、FC東京U-15深川でチームメイトだったDF杉岡大暉も東京オリンピック代表の有力候補で、一歩も二歩も先を行っているとライバル心を燃やしている。

「もっと頑張らないとなと思っています。去年はあまり試合に出れなかったし、立ち位置としても固定されるメンバーではない。どんどん下から刺激して、いいチームの雰囲気を作っていきたいと思います」

(取材・文 児玉幸洋 取材協力 アンダーアーマー)

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