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テクニックでは「負けたくない」。帝京長岡の名手MF谷内田はJ練習参加などの経験を力に変えて目標達成へ

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帝京長岡高MF谷内田哲平は代表、プロ入り、そして日本一達成を目指す一年に

 テクニックでは「負けたくない」―――。帝京長岡高(新潟)の日本高校選抜候補MF谷内田哲平(2年)は選手権終了後の1月下旬、京都サンガF.C.に3日間の練習参加。そして4日間の日本高校選抜選考合宿を経て、2月1日からは京都の沖縄キャンプにも参加した。今冬、テクニカルなサッカーで旋風を巻き起こした帝京長岡のエースにとって2019年は、日本一への挑戦とプロへ駆け上がる一年となる。

 谷内田は長岡ジュニアユースFCに所属していた中学3年時に帝京長岡高の一員としてプリンスリーグ北信越に出場し、圧巻の12ゴール。U-15、U-16日本代表に選出されている逸材MFは今冬の選手権で高校進学後初となる全国舞台を経験した。

 旭川実高(北海道)、長崎総合科学大附高(長崎)という難敵を突破してベスト8進出。2ゴール2アシストを記録した谷内田は正確なボールタッチ、相手の意表を突くスルーパスなど評判通りのテクニック、視野の広さに加え、プレー、判断のスピードの速さを評価されて大会優秀選手、高校選抜候補にも選出された。

 高校選抜選考合宿で感じた課題は守備面や連続した動き。自分のリズムでプレーできないことが多く、なかなか自分を表現することができなかった。「こういうのも自分のいい経験に。やり辛さも経験というかいい方向に行くようにしたい」。上手くいかない中でも前向きに挑戦。そして、ポゼッションのトレーニングでは選手権のヒーローたちの中でも受ける、さばく部分で一際巧さを発揮し、紅白戦や練習試合でも強弱自在のスルーパスなどを見せていた。だが、軽い負傷もあって十分にアピールすることができず。高校選抜選出は見送られた。

 同じく2年生で高校選抜選考合宿に参加したMF武田英寿(青森山田高2年)とFW染野唯月(尚志高2年)は、2月のU-18日本代表スペイン遠征メンバー入り(武田は怪我で離脱)。また、チームメートのMF田中克幸(2年)が12日にU-17日本代表チリ遠征メンバーに選出されて刺激を受けていることは確かだ。彼らのように世界と戦うチャンスを掴み取りたいという気持ちは非常に強い。

 U-18日本代表の一員として、今秋に開催されるU-20ワールドカップアジア1次予選を戦うことは大きな目標だ。テクニックでは誰にも「負けたくない」と言い切るMFは、プロの中で体感したプレッシャーの速さの忘れずに自分を磨き、結果を出し続けることを目指す。そして、「(今年の帝京長岡は田中やFW晴山岬ら)良いメンバーが揃っているので、獲らないといけない」と言い切る日本一へ。Jクラブへの練習参加や高校選抜選考合宿などの経験を力に変えて目標達成に近づく。

(取材・文 吉田太郎)
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