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ブレーメン指揮官「大迫はコパ・アメリカ不参加を受け入れた」

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FW大迫勇也がコパ・アメリカ不参加へ

 日本代表のFW大迫勇也がコパ・アメリカへの不参加を承諾したようだ。所属するブレーメンが14日、日本語版のクラブ公式ツイッター(@werderbremen_jp)を更新し、フロリアン・コーフェルト監督の記者会見でのコメントを伝えている。

 発端となったのは、12日にクラブが発表した公式声明。スポーツディレクター(SD)を務めるフランク・バウマン氏は「ユウヤがアジアカップの準決勝や決勝に出場できたにもかかわらず、ブレーメンに戻って以来プレーできていないことに対し、非常に戸惑いを覚えている」と明かし、「ユウヤは昨夏のワールドカップと先月のアジアカップで国を代表して戦った結果、準備と回復のための2度の重要な期間を逃した」と代表活動へ不満を示していた。

 クラブは大迫のコンディションを考慮し、今夏のコパ・アメリカに参加させないことを日本サッカー協会(JFA)に伝えたと報告。バウマン氏は「もちろんユウヤは代表チームに行きたいと思っている。しかし、日本サッカー協会とブレーメンは日本の最も重要な選手の1人が燃え尽きることを望んではいない」と説明していた。

 大迫は現在、背中に問題を抱えており、ブレーメン復帰後の公式戦2試合を欠場している。今回の記者会見に出席したコーフェルト監督は次戦も「大迫の出場は厳しい」と明言した。

 さらにJFAとのコミュニケーションについて問われると、「それは(SDの)フランク・バウマンの課題であり、彼がコミュニケーションを行う。私自身は大迫と良い話し合いを持っており、彼にとって重要なのは負荷を軽減することにある」と答えている。

 そして「彼はコパ・アメリカへの不参加に理解を示して受け入れた。話し合いは選手の同意の下、JFAとの密接な調整の上で行っている。代表への派遣の義務はなく、そのためこのような決断を下した」と話した。

 大迫は準優勝となった先のアジアカップで7試合中4試合に出場し、4得点を記録。日本は6月開幕のコパ・アメリカでグループCに入り、ウルグアイ、エクアドル、チリと対戦する予定となっているが、このままエース不在で臨むことになるのだろうか。

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