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「やっとトリニータでJ1に」攻撃スタイル貫く三平、“デジっち”の裏話も明かす

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初めて大分トリニータで迎えるJ1リーグに意気込みを示したFW三平和司

 昨季J2最多得点の大分トリニータは今季、6年ぶりにJ1リーグの舞台に返り咲く。「自分たちのサッカーをやりたい。どれだけ通用するかは分からないが、やってきたサッカーに自信はあるのでチャレンジしたい」(FW三平和司)。厳しい戦いが予想されるが、守りに入るつもりはなさそうだ。

 自身にとっては湘南時代の2010年以来9年ぶりのトップカテゴリ。大分に期限付き移籍中の12年、J2リーグ戦39試合14得点でJ1昇格に貢献したが、翌年はJ2京都に移ったことでJ1挑戦を果たせなかった。「やっとトリニータでJ1にチャレンジできる」。復帰5年目でのチャンスに素直な喜びを隠さない。

 昨季は自身も10得点を挙げた他、FW藤本憲明とMF馬場賢治が12得点、FW後藤優介が10得点を決め、リーグ最多得点を“二桁得点カルテット”が牽引。今季は昨季22得点のFWオナイウ阿道(←山口)、同12得点のMF小林成豪(←山形)、同9得点のMF伊藤涼太郎(←水戸)も加わり、自慢の攻撃力はさらに強まった。

 気になるのは新加入選手の適応度だが、三平によれば「新しく入ってきた選手が戦術的にも理解が深まっていて、遜色ない感じでやってくれている」と連係は良好。相手守備陣との駆け引きをしつつ、的確なパス回しでゴールに迫る攻撃スタイルにも「いい感じですね。しっかりつなげていますし」と自信をのぞかせた。

 その一方、片野坂知宏監督の就任以降3年間で積み上げてきた自陣からのポゼッションには「最近のトレーニングマッチではつなぐことに固執しすぎてミスをする場面があった」と特有の課題も。「J1だと命取りになるので、相手が来たら遠くを見るという判断が重要になる」とリスク管理にも意欲を見せた。

 昨季はゴールパフォーマンスやDAZNでの試合後インタビューが話題を呼び、ムードメーカーとしての一面も世間に広まった。それでも「チームにはお調子者というか元気なヤツが多いので、僕がいなくても全然盛り上げられますね。そういう雰囲気は良いです」とチーム全体のスキルを誇る。

 実際、各J1クラブの選手が趣向を凝らすことで知られるテレ朝系『やべっちF.C.』の名物企画『デジっち』でも自身は終盤のシーンで登場したのみ。「インフルエンザで出遅れて居なかったので…」と真相を明かしつつ、「逆にあれぐらいが面白いというか、“逆に”の面白さを求めました」と、出番は一瞬の体操着姿にとどめていた。

 ならば、セーブしてきた存在感はピッチ上で表現するのみ。「自分たちのチームで結果を残して、自分のインタビューで沸かせたいと思います!」。攻撃的なサッカースタイルが結実すれば、露出の機会は増えていくもの。まずはサッカーでしっかり結果を残し、それから世間の話題をさらっていくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
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