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長谷部フランクフルト、10人のシャフタールとドローも貴重なアウェーゴール2発

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敵地の第1戦を引き分けたフランクフルト

[2.14 EL決勝T1回戦第1戦 シャフタール2-2フランクフルト]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は14日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、MF長谷部誠所属のフランクフルト(ドイツ)は敵地でシャフタール(ウクライナ)と対戦し、2-2で引き分けた。長谷部はフル出場した。

 試合はいきなり動いた。前半7分、フランクフルトはカウンターからFWアンテ・レビッチがDFラインの裏に抜け出すと、後方からのスライディングで突破を止めたMFタラス・ステパネンコがファウルの判定。フランクフルトはPA左手前の位置でFKを獲得すると、MFセバスティアン・ローデが右足で蹴り入れ、ファーサイドのDFマルティン・ヒンテレッガーが頭で押し込んだ。

 幸先良く先手を取ったフランクフルト。その直後にシャフタールがカウンターからゴールを強襲し、前半9分、MFヴィクトル・コヴァレンコの中央突破からエリア内でMFマルロスが右足シュートを放ったが、これはGKが好セーブ。すると、こぼれ球に反応したFWジュニオール・モラエスが倒され、PKのチャンスを獲得した。

 キッカーはウクライナ代表マルロス。左足でゴール左隅に沈め、すぐさま試合を振り出しに戻した。しかし、その直後にアクシデント。前半11分、ステパネンコが2枚目の警告で退場。シャフタールは残り時間を10人で戦うことになった。

 1-1で前半を折り返すと、数的優位に立つフラクフルトがついに勝ち越しに成功する。後半5分、右サイドからFWルカ・ヨヴィッチが絶妙なクロスを入れ、ファーサイドのMFフィリプ・コスティッチが押し込んだ。これで試合は決まったかと思われたが、数的不利のシャフタールも少ないチャンスを仕留めた。

 後半22分、左サイドを崩した流れからモラエスがワンタッチで縦パスを入れ、MFタイソンが右足シュートでネットを揺らした。試合は2-2のままタイムアップ。フランクフルトは10人の相手を破れなかったが、貴重なアウェーゴール2発。第2戦は今月21日にフランクフルトの本拠地で行われる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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