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「1週間以上治りが早かった」アジア杯は無念の離脱…川崎F守田が驚異の回復力

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積極的な飛び出しからシュートを放つMF守田英正

[2.16 富士ゼロックススーパー杯 川崎F1-0浦和 埼玉]

 悔しさをバネにシーズン開幕に間に合わせた。川崎フロンターレのMF守田英正はアジアカップに臨む日本代表に選出されながら、UAE入り後の1月4日の練習中に右太腿裏を負傷。アジアカップ開幕前に無念の途中離脱となった。

「個人的にすごく悔しかったけど、このゼロックススーパーカップに向けて治す気持ちでやってきた」。帰国後の検査では全治6~8週間と診断され、シーズン開幕は絶望的かと思われたが、「1週間以上治りが早かった」と驚異の回復力を見せ、ダブルボランチの一角で先発出場を果たした。

 プロ2年目の今季は背番号も25番から6番に変更。大卒ルーキーながらレギュラーに定着し、日本代表にも初招集された昨季以上の飛躍を期している。この日はMF大島僚太とのダブルボランチで守備に体を張り、前半16分には積極的な飛び出しからシュートも打った。

「自分たちからアクションして相手にとって嫌なポジショニングを取れたかどうか。後半は相手のバランスが崩れてきて、しかるべきタイミングでパスも出せたけど、もっと効率よく自分たちから崩せる形をつくりたい」。自らに課すハードルが高いのも自覚の表れか。復帰初戦のこの日は後半34分に途中交代。23日のJ1開幕戦・FC東京戦(等々力)に向け、さらにコンディションを上げていく。

(取材・文 西山紘平)

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