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スコア以上の圧勝…川崎F小林悠「優勝したチームのプライドを見せられた」

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川崎フロンターレFW小林悠

[2.16 富士ゼロックススーパー杯 川崎F1-0浦和 埼玉]

 スコアだけ見れば接戦に映るかもしれない。しかし、内容では圧倒した。浦和を1-0で下して富士ゼロックススーパー杯を初制覇した川崎フロンターレFW小林悠は、「すごく気持ちの入った試合ができた」と1週間後のJ1リーグ開幕に向けて十分な手応えを得たようだ。

 シュート数は12対1。浦和にわずか1本のシュートしか許さなかった。攻撃権を失えど、素早い攻守の切り替えで浦和の選手から自由を奪い取り、大きく蹴り出されたボールのセカンドボールには川崎Fの選手がいち早く反応して再び攻撃権を手に入れた。

 試合前の空気感から、昨季とは違ったと小林は明かす。「本当にミーティングから気持ちが入っている。鬼木監督も『これから先、何か月後かにタイトルが懸かった試合は必ず来るから、その準備だと思って、こういう大一番で勝っていく力をつけないといけない』と言ってくれて、選手もすごく気持ちの入った試合をできた」。終始、浦和を圧倒したチームは1-0の完封勝利を収めた。

「1-0だったけど、チャンスも多く作らせていないし、攻守の切り替えも早く、よく走っていたし、戦っていた」と胸を張ると、「意地というか、昨年優勝したチームのプライドを見せられたと思う」と堂々と答えた。

(取材・文 折戸岳彦)

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