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圧巻だった川崎F家長のフィジカルとキープ力…「本当に体が強くて、置き所も良かった」

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フィジカルの強さを見せたMF家長昭博

[2.16 富士ゼロックススーパー杯 川崎F1-0浦和 埼玉]

 攻守に高い個人技を見せた。川崎フロンターレMF家長昭博は昨季JリーグMVPにふさわしいパフォーマンス。激しくプレスがかかる場面もあったが、それを跳ね返すフィジカルの強さとキープ力を示した。

 圧巻だったのは前半13分。強さで上回る家長はMF橋岡大樹を振り切ってボールを奪い取ると、左サイドを突破。MF長澤和輝のスライディングで体勢を崩したが、それでもボールを失わずにドリブルを再開。ファウルでしか止められない強さだった。

「守備をしていると本当に体が強くて、ボールの置き所も良くて、取りづらかった。家長選手のストロングポイントはああいうキープ力」と印象を語ったのはマッチアップした19歳橋岡。Jトップクラスのフィジカルを持つ32歳は相手の脅威だった。

 後半7分にはクロスを入れ、決勝点を演出した家長。ドリブル突破から左足シュートでゴールを脅かせば、最後は時間を使ってゲームをコントロール。富士ゼロックススーパーカップ初優勝に導いた。最高の形で3連覇を目指す新シーズンを迎えるが、「スタートとしてはボチボチ」と冷静に話した。

(取材・文 佐藤亜希子)
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