beacon

鮮やかPKストップも表情緩めず…千葉GK佐藤優也「満足いく結果ではない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジェフユナイテッド千葉GK佐藤優也

[2.17 ちばぎんカップ 柏2-2(PK5-6)千葉 三協F柏]

 鮮やかなPKストップで、3年ぶりのちばぎんカップ制覇に貢献した。しかし、ジェフユナイテッド千葉GK佐藤優也は前後半の90分間で2失点を喫したこともあり、「今日に関しては満足いく結果ではない」と表情を緩めることはなかった。

 千葉は最終ラインが高い位置に設定されているため、佐藤優の前には広大なスペースが生まれることも多々ある。試合終了間際の後半45分には抜け出したFWオルンガをストップするために交錯するなど、一歩間違えれば危機にさらされる場面もあったが、前半34分にはPA外まで果敢に飛び出してクリアするなど、出る場面、出ない場面の見極めは「わりとできたと思う」と振り返った。

 2-2で迎えたPK戦。1本目のクリスティアーノのシュートはストップできなかったものの、コースは読んだ。しかし、その後は逆方向にシュートを決められ、「どうしようと思っていた」と苦笑したが、5本目のMFヒシャルジソンのシュートに対して同サイドに飛ぶと、「最後の方はだんだん合ってきたので、そろそろかなと思った」と6本目のDF古賀太陽のシュートをきっちりと弾き出して、PK戦6-5の勝利へと導いた。

 勝利を呼び込むPKストップとなったが、自身が弾いたボールを蹴り込まれた2失点目がなければ、90分で勝負が決まっていた可能性もある。それを十分に理解しているからこそ、「2失点目の部分は自分が弾かないでキャッチできるようにならないといけない。あのプレーは意識で改善できる問題だと思っているので、そういう部分を細かく修正したい」と表情を引き締めた。

(取材・文 折戸岳彦)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP