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[デフフットサルW杯アジア予選]日本代表が初戦でシンガポールに圧勝。19日に世界王者・イランと激突

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今回参加できなかった背番号5の船越弘幸の思いも背負って戦う

 11月にスイスで行われるデフフットサルワールドカップ(W杯)の予選を兼ねたアジア太平洋ろう者フットサル選手権(タイ)に出場している男子日本代表が17日、シンガポール代表と戦い、13―1と大勝した。第2戦は19日に前回世界王者のイランと対戦する。また、女子日本代表も同日、インドネシア代表に26―0と圧勝した。

 男子日本代表の川元剛監督は試合後、冷静に振り返った。

「実力が全然違うので、結果は順当。初戦の硬さはあったかなという気がしています。今まで試合に出られなかった選手、合宿に参加できなかった選手が活躍してくれたことによってチーム全体の底上げになりました」

 この試合で先制点をあげたのは家族の事情により、この大会の直前に行われた大阪での日本代表合宿に参加できなかった吉岡成哲(埼玉・AVANSOL/SORDO)だった。前半から攻め続けていたがなかなかゴールに結びつかったときに投入された吉岡がチームに1点目をもたらし、勢いをつけた。前半にもう1ゴールをあげ、この日2得点。仕事の都合で大阪合宿は部分的にしか参加できなかった塩田知弘(埼玉・AVANSOL/SORDO)も2得点した。

「今日は全選手使えたのがよかった。国際試合では何が起こるかわからないし、今後は出場停止も想定しないといけない。そういったときにあわてないようにしたかった」(川元監督)

 1日挟み、いよいよ19日に世界王者のイランと対戦する。16日に行われた同じB組のイラン‐中国戦を視察した川元監督はこう分析する。

「中国戦を見た限り、思ったほど仕上がっていない印象を受けました。(優勝した)W杯のときと比べて体のキレや体そのもの、そしてフットサル自体も、王者になった後の3年間の積み上げをあまり感じなかった。メンバーもあまり変わっていなくて、ベテラン選手が多い。相手のボールの奪いどころはある程度イメージできたので、そこがハマればいけるんじゃないかと思っています。W杯で優勝するためには今のうちにたたいておかないといけない」

 この試合の後半のチームの全5得点をあげた東海林直広主将も「それぞれが自分の持ち味を理解し、やるべきこと、出来ることを試合で出すことが出来た」と初戦の大勝にも大喜びしなかったのは、イラン戦をにらんでいるからに他ならない。11月のW杯で世界一を目指す日本代表にとって、19日はその力量を問われる一戦となる。

【大会組み合わせ】
≪男子≫
Aグループ
タイ(前回W杯準優勝)、モンゴル、インドネシア、マレーシア、カザフスタン
Bグループ
イラン(前回W杯優勝)、日本、シンガポール、中国

≪女子≫
日本、タイ、インドネシア、中国、ネパール

※男女とも上位4か国がW杯出場。男子のグループリーグ、女子の総当たり戦は勝ち点制で争われ、勝利3、引き分け1、負け0点。

【大会スケジュール】
≪男子スケジュール≫
17日〇13‐1シンガポール代表戦
19日13:30(11:30) イラン戦
21日11:00(9:00) 中国戦
23日準決勝
24日3位決定戦、決勝

≪女子スケジュール≫
17日〇26‐0インドネシア代表戦
18日 11:00(9:00) VS ネパール
22日 11:00(9:00) VS タイ
23日 13:30(11:30) VS 中国
24日 3位決定戦、決勝戦
【注】( )内はタイの現地時間

▼デフフットサル男子日本代表最終メンバーはこちら
▼デフフットサル女子日本代表最終メンバーはこちら

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