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20点差大敗のイタリア3部クラブに制裁へ、リーグが公式声明

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プロピアチェンツァに制裁が下される見込み

 イタリアのセリエC(3部)で0-20という大差で敗れたプロピアチェンツァについて、統括組織のレガ・プロが17日、声明を発表した。「公平さとスポーツへの忠誠に関する基本原則が受け入れがたい形で侵害された」と述べており、現地時間18日にも何らかの制裁を課す姿勢を示している。

 セリエCのグループA所属のプロピアチェンツァは17日、クーネオとのリーグ戦に0-20で敗れた。イギリス『BBC』などによると、深刻な財政難にある同クラブは今季開幕時点で勝ち点8を剥奪され、昨年8月以降は選手たちへの給料未払いが恒常化。直近でも3試合連続での没収試合となっていた。

 クーネオ戦では試合開催下限の7人がなんとか集まったが、うち6人が10代選手。監督不在の中、19歳の主将ニコラ・シリグリアーノがチーム指揮を担うも奮闘むなしく失点を重ねた。試合後、イタリアサッカー連盟のガブリエル・グラビーナ会長は「われわれが目撃した試合が最後になる」とリーグ除名の可能性も示唆していた。

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