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スタジアムに来たならロッカールームに来い…スパレッティ、イカルディに注文

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インテルFWマウロ・イカルディ

 17日に行われたセリエA第24節でサンプドリアをホームに迎えたインテルは、DFダニロ・ダンブロージオとMFラジャ・ナインゴランの得点で2-1の勝利を収めた。しかし、ルチアーノ・スパレッティ監督はFWマウロ・イカルディの行動に不満を覚えたようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 キャプテンとしてシーズンをスタートさせたイカルディだったが、今月13日にシーズン途中にも関わらずにチームがキャプテン変更を発表。変更に至った理由は契約延長交渉の難航とされているが、これに反発する形で、イカルディ側も14日のヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦・ラピド・ウィーン戦への招集を拒否し、事態は泥沼化している。

 イカルディはサンプドリア戦ではスタジアムに姿を現したようで、スパレッティ監督も「彼がスタジアムに来てくれて本当にありがたく思うよ」と語っているが、一方で「ロッカールームに来てチームメイトとともにこの勝利を喜んでくれれば、さらに嬉しかったがね。これはチームにとって極めて重要な勝利だったし、彼もチームの一員だ」と試合後にロッカールームに立ち寄らなかったことについては不満に思ったようだ。

 クラブとの関係は悪化しているようだが、ジュゼッペ・マロッタCEOによれば、イカルディに契約延長のオファーは出されているようで、スパレッティ監督も「我々は普通の状態に戻りたい。チームとして必要なのは皆で同じ方向へ向かうことだよ」と答えている。しかし、「そのためには、踏むべきステップがある」といくつかの注文をつけている。

「彼にとってのステップはロッカールームに来ることであり、この素晴らしいチームの一員であることを喜ぶこと。そして、インテルのユニフォームを身にまとえることに誇りを覚えることだ」

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