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[新人戦]大津は失点後、テーマの「気迫」欠いて準V。樋口主将「どんな状況でも勝てるチームに」

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大津高MF樋口堅大主将がハイサイドでボールをキープする

[2.19 九州高校新人大会決勝 鹿児島城西高 1-1(PK5-4)大津高 大津町運動公園球技場]

 連覇を狙った大津高はPK戦の末、準優勝に終わった。前半10分、大津は直接FKのクリアボールを拾ったMF藤井瑛斗(2年)がクロスボール。これをCB立野航海(2年)が頭でねじ込んで先制した。

 だが、大雨の影響でピッチに水が浮くような悪コンディション。ボールを思うように繋げない中、MF荒木慶翔(1年)らのパスからFW半代将都(1年)やMF樋口堅大主将(2年)が相手の背後を狙う攻撃を見せたが、なかなかシュートにまで持ち込むことができない。

 一方で守備面では切り替えの速い守備で相手のパスコースを限定。だが、後半は鹿児島城西高がDFラインに圧力をかけてくる中、徐々に押し込まれてしまう。CKなど相手のセットプレーが増え、20分に連続CKから失点。近隣の同校から駆けつけた同級生たちの後押しを受けていたが、1-1からもう一回相手を突き放すようなパワーがなかったことを選手たちは悔しがった。

 70分間で試合を決めることができず、PK戦5人目の樋口の右足シュートが枠を越えた瞬間に敗戦が決定。今大会4得点のMF佐藤悠平(2年)は「今年のテーマが『気迫』だったんですけれども、決められてから気迫の部分が少し失われてしまったというか、そこでもっと声を掛け合ったり気迫でもって持っていけたら良かった」と唇を噛む。

 そして、樋口主将は「ピッチとか悪い環境の中で蹴るサッカーしかできなかったんですけれども、その中でも勝っていかないと。全国のレベルはもっと高いと思うので、どんな状況でも勝てるチームになっていかないといけないと思いました」と引き締めていた。

 大津の10番を背負う樋口は、「自分が点獲らないと、こういう試合になって勝てない。大津高校の10番はもっと引っ張って点を獲る選手だと思うので、点を獲ってチームのために戦う選手になりたい。プレミアはユースのチームが多いんですけれども大津高校らしさを出してしっかり残留できたらいいと思います」と得点を決めて、4月開幕のプレミアリーグWESTではしっかり残留することを目標に掲げていた。

 チーム、個人で感じた「気迫」や「決定力」の課題。それらを改善して“公立の雄”大津は春を迎える。

(取材・文 吉田太郎)

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