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事故死FWサラの移籍金問題、支払い期限が延長に

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FWエミリアーノ・サラを失った悲しみはサッカー界に広がっている

 移籍による移動中の飛行機事故で死亡したアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラについて、ナントカーディフの間で生じていた移籍金の支払い問題だが、分割払いの初回期限を1週間延長するという合意がなされたようだ。イギリス『BBC』が報じている。

 サラは1月21日夜、フランス・ナントからイギリス・ウェールズ地方のカーディフに向かう際、乗っていた小型飛行機がイギリス海峡付近で行方不明となった。今月3日、海底で見つかった機内で遺体が発見され、7日、身元を確認した地元警察によってサラの遺体だと発表された。

 そんな中、移籍元のナントはカーディフに対し、クラブ史上最高額の1700万ユーロ(約21億円)とされる移籍金の支払いを要求しており、法的措置の可能性も示唆。一方、カーディフは契約を尊重する方針は示しつつ、事故の全容が明らかになるまで支払いを控える姿勢をとっていた。

 記事によると、この問題は支払い期限を1週間延長するという形でいったんの決着をみた模様。なお、一部では国際サッカー連盟(FIFA)に仲裁を求めたという報道もあったが、ナントは「手続きは通常どおりに進んでいる」として否定。今後の交渉が決裂に終わった場合は、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に持ち込まれる可能性があるという。

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