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敵地で逆転勝利のシティ、グアルディオラは第2戦へ不安も「この大会でそれは良くないこと」

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試合を振り返ったジョゼップ・グアルディオラ監督

[2.20 欧州CL決勝T1回戦第1戦 シャルケ2-3マンチェスター・C]

 マンチェスター・シティ(イングランド)は20日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦でシャルケ(ドイツ)とアウェーで対戦し、3-2の逆転勝利を飾った。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「素晴らしい結果だ」と喜びつつ、第2戦への不安も口にしている。

 2年連続の準々決勝進出を目指し、シャルケのホームに乗り込んだシティ。前半18分にFWセルヒオ・アグエロのゴールで先制したが、2度のPKを与えて前半のうちに逆転を許した。さらに1点ビハインドの後半23分には、DFニコラス・オタメンディが2枚目のイエローカードで退場。それでも同40分、途中出場のMFレロイ・サネが鮮やかな直接FKを叩き込むと、同45分にはGKエデルソンのロングフィードで抜け出したFWラヒーム・スターリングが決勝点を決め、3-2と見事な逆転勝利を飾った。

 英『BBC』によると、グアルディオラ監督は苦しんでつかんだ勝利に「素晴らしい結果だ」と喜びのコメント。その一方で「2つのPKを与えてしまい、(オタメンディに)レッドカードも出た。この大会でそれは良くないこと。まだ第2戦に対する準備はできていない。それが現実だ」と次戦への不安も語っている。

 続けて「選手たちは信じられないような力を出してくれた。相手に何もさせていなかった時間帯に2ゴールを与えてしまったけどね」とチームの出来について言及し、「まだ何も終わっていない。この大会は他とは全く違うんだ」と第2戦に向けて気を引き締めた。

 また、古巣戦で貴重な同点ゴールを決めたサネは「この勝利は大きい。少しシャルケには申し訳なかったけど。スタジアムの雰囲気はいつものようにとても素晴らしかった。シャルケは本当によくやっていたよ。うまく守られてしまった」と試合を振り返っている。

 そして「最終的には僕らがアウェーで3得点した。それがもっとも大事なことだ。試合を観てくれていた人には、僕らの気持ちがよく伝わったと思う。僕らは決して諦めない。常に戦い続けるんだ」とベスト8進出に向けて意欲を燃やした。第2戦は3月12日にシティの本拠地で行われる。

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