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横浜FMが3得点で逆転開幕白星!!G大阪は電光石火弾も8年連続開幕戦勝利なし

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横浜F・マリノスが開幕戦白星発進

[2.23 J1第1節 G大阪2-3横浜FM 吹田S]

 19シーズンのJ1開幕戦で、横浜F・マリノスが敵地でガンバ大阪に3-2で逆転勝ちした。横浜FMの開幕戦勝利は2年ぶり。一方のG大阪はこれで8年連続開幕戦勝利なしとなった。

 G大阪は昨季終盤、クラブタイ記録の9連勝を記録して9位でフィニッシュ。一時は降格が危ぶまれたが、宮本恒靖監督の下、見事な立て直しをみせた。今季は韓国代表DF金英權を補強。開幕戦の成績が振るわないG大阪だが、今年こそは白星発進を決めて、開幕ダッシュに繋げたい。

 横浜FMはFWマルコス・ジュニオール、FWエジガル・ジュニオと前線の外国人選手を一新。昨季は札幌でプレーした若手成長株のMF三好康児がスタメンに並ぶなど、フレッシュな陣容で、昨季12位からの巻き返しのシーズンの初陣を迎えた。[スタメン&布陣はコチラ]

 開始38秒でスコアが動いた。DFチアゴ・マルチンスのバックパスをカットしたFWファン・ウィジョが左に流れて角度のない所から左足で狙う。これは惜しくもポストを叩いたが、跳ね返りに詰めたMF小野瀬康介が右足で流し込み、G大阪が先制に成功した。またこの得点はG大阪のJ1ホーム通算800得点の節目となった。

 しかし横浜FMはすぐに反撃。前半3分、E・ジュニオが左から低いクロスを入れると、ゴール前でこぼれる。これがファーにいたFW仲川輝人に入り、同点弾が蹴り込まれる。勢いづいた横浜FMは同34分、MF天野純の右クロスのこぼれ球から三好が豪快ミドルを突き刺して逆転に成功。同38分にはE・ジュニオにも来日初ゴールが生まれ、一気に畳みかけた。

 後半も横浜FMがボールを保持して試合を進める展開は変わらない。局面を打開すべくG大阪は後半15分にMF高宇洋に代えてMF田中達也、どう26分には得点した小野瀬に代えてFW渡邉千真をピッチに送り込んで、反撃を試みる。

 後半41分には20年連続で開幕スタメン出場となっていたMF遠藤保仁に代えてMF矢島慎也を投入。同43分には田中が右クロスを入れると、T・マルチンスにヘディングで当てられるが、ファーサイドにいたDF藤春廣輝が左足で流し込む。1点差に詰め寄ったことでスタジアムのボルテージも上がるが、同点弾とまではいかなかった。

(取材・文 児玉幸洋)
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