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J1復帰の松本、FK先制弾も白星発進ならず…磐田は途中出場FW川又が同点ヘッド

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磐田vs松本はドロー決着

[2.23 J1第1節 磐田1-1松本 ヤマハ]

 2019シーズンのJ1開幕節がヤマハスタジアムで行われ、ジュビロ磐田松本山雅FCが対戦し、1-1で引き分けた。

 昨季はJ1参入プレーオフ決定戦で東京Vを退け、ギリギリでJ1残留を果たした磐田は、補強は4人のみだが、流出も最小限にとどめた。開幕スタメンには新戦力FWロドリゲスのほか、J1最年長のMF中村俊輔(40)やMFアダイウトンらが名を連ねた。一方、J2初優勝を果たして4年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた松本は、DF服部康平(←栃木)やDFエドゥアルド(←川崎F)、MF高橋諒(←湘南)が起用された。

 磐田と松本がJ1で対戦するのは初。2014シーズンにJ2で対戦したことがあり、1勝1分で松本が負けなしとなっている。試合は開始早々に動いた。PA右手前でFKを獲得した松本は前半8分、キッカーのMF岩上祐三が右足を振り抜くと、低い弾道のシュートが壁の右側を抜け、GKカミンスキーが弾いてゴールネットを揺らした。

 反撃に出る磐田は前半12分、左サイドからカットインしたアダイウトンが右足一閃。29分には、右サイドからMF松本昌也がグラウンダーのクロスを入れ、MF山田大記が右足で合わせたが枠をとらえきれず。38分には、セットプレーで前線に残っていたDF大井健太郎が落としたボールにDF大南拓磨が反応。体を投げ出して右足で合わせたが、これもわずかにゴール左へ外れた。

 同点に追いつきたい磐田だが、後半の立ち上がりにシュートチャンスを作れないでいると、9分に中村を下げてFW川又堅碁を投入。新戦力のロドリゲスが積極的に縦に仕掛け、相手の脅威となったが、松本ゴールをこじ開けることができない。25分には、ロドリゲスに代えてMF荒木大吾を入れると、直後に同点ゴールが生まれた。

 磐田は後半26分、左サイドで細かくつないで山田が左足でクロスを供給。これを途中出場の川又がヘディングシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻す。追いつかれた松本は後半33分、FW永井龍を下げてFW高崎寛之をピッチに送り込み、勝ち越しを狙った。

 後半36分、磐田はMF上原力也に代えてMFムサエフを入れ、最後の交代カードを使い切った。前からのプレスを強め、FW大久保嘉人を中心に松本ゴールに迫るが、なかなか決定的なシーンを作り出すことができない。対する松本は42分にDF田中隼磨、45分にMF中美慶哉を入れたが得点を奪えず、1-1のままタイムアップ。ともに今シーズン初勝利は次節以降へお預けとなった。

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