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G大阪スロースターター払拭ならず…遠藤は高卒プロ入りから22年連続開幕戦ピッチ「嬉しく思います」

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遠藤はプロ入りから22年連続して開幕戦のピッチに立ち続けている

[2.23 J1第1節 G大阪2-3横浜FM 吹田S]

 今年もスロースターターは変わらなかった。ガンバ大阪はホームで横浜F・マリノスに2-3で敗戦。開始38秒の電光石火弾、逆転を許して迎えた終盤には猛攻をみせて1点差に詰め寄ったが、勝利を掴むことは出来なかった。

 今年も背番号7は開幕のピッチに立った。MF遠藤保仁(39)は、鹿児島実高から横浜フリューゲルスに入団した1998年から22年連続出場。京都時代の99年は先発を外れていたが、それ以外はすべて先発。開幕戦の先発出場は20年に伸び、昨季限りで引退した中澤佑二氏と並んでいた記録を単独で更新した。

 しかしチームはこれで8年連続開幕戦勝利なし。開幕戦の連続出場については「スタートをフィールドで迎えるというのは誰でも目標にしていると思うので、嬉しく思います」と話した遠藤だったが、試合展開については「ある程度ボールを握られるのは想定したけど、マークの受け渡しだったりでズレを修正できなかった。その辺で後手を踏んでしまった」と悔やんだ。

 会見で遠藤については、「プレシーズンからヤットなりの調整方法で開幕戦に向けて仕上げてくれた」と感謝を語る宮本監督も、試合については「ゆっくり攻めるところと早く攻めるところの使い分けが少し出来なかった。ゆっくり進めなければいけないところで早くやりすぎてボールを失った。そこが今日の反省点」と声を落としていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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