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ブンデス日本人対決でキャプテン長谷部に屈した浅野&原口…3選手が語る収穫と課題

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日本人3選手が先発出場した

[2.24 ブンデスリーガ第23節 ハノーファー0-3フランクフルト]

 ドイツの地で日本人3選手が先発揃い踏みだ。MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーとMF長谷部誠所属のフランクフルトが対戦し、日本人対決は3-0で長谷部に軍配が上がった。

 キャプテンマークを巻いた長谷部はフランクフルトのダブルボランチの一角として出場。ハノーファーのペースで進んだ前半について、「シーズン1番、2番に悪いゲームをしたんじゃないのかなーって感覚はあった」と振り返る。

「自分たち自身が頭も体も本当に重かったなっていうのはやってても感じたし、そういう部分でミスも多かった。セカンドボールも拾えてなかったしね、前半は特に」

「ハーフタイムに監督に喝を入れられた」というフランクフルトは後半からコンスタントに3得点し、3-0で5試合ぶりの白星。しかし、「(相手も)調子が良くないし、ハノーファーだから勝てたっていうのもあると思う」と試合内容には満足していなかった。

 一方、3-4-2-1の布陣を敷いたハノーファーの原口は右アウトサイドで、浅野は右シャドーで息の合った攻撃をみせた。日本人コンビの連係もあり前半はハノーファーが攻め立てるも、後半から反撃に遭い、ハノーファーは0-3で完敗となった。

 今季3度目の連敗で17位の降格圏内に沈むハノーファー。後半30分までプレーした浅野は「チームとしては今日の結果というものは厳しいものですけど、下向く時間はないですし、次の試合に向けて良い準備したいと思います」と前を向く。

「試合の入り方だったり、前半の戦い方であったりというのは、チーム全体としても手応えを感じていた」と前半の内容には及第点を与えつつ、後半については「どうしても失点してからの難しさというのは今日も改めて感じましたし、僕自身も2失点目の起点となってしまいました」と反省を述べる。「0点におさえてる時間に攻撃陣である僕らが、もっともっとがんばらないとなというのは思いました」と攻撃面での奮起を誓った。

 フル出場の原口も前半について、「前半は悪くはなかったですし。しっかり戦えていた」と語る。この試合でも早めにプレスを仕掛けてセカンドボールを回収し、スピードのある攻撃を展開。「最後のクオリティのところで点が入らなかったり、逆でカウンターで危ないシーンが何個かありましたけど。前節よりはアグレッシブに戦えていたかなと思います」と無得点に終わったものの、攻撃面での手応えを掴んでいた。

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