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昨季超える豊作年!! J開幕節、期待のルーキーが続々デビュー&ベンチ入り

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開幕節でデビューした、MF松本大弥、DF三國ケネディエブス、MF東俊希(左から)(Getty Images, J.LEAGUE)

 Jリーグは今月22日、待ちに待った2019年の新シーズンが幕を開けた。そこで気になるのは高校や大学を巣立って加入したルーキーの動向。果たしてどれくらいの選手がメンバーに登録され、ピッチに登場したのか。その人数をまとめてみた。

■J1リーグ(22、23日)
 J1開幕節でメンバー入りしたのは以下の6人。高校出身が0人、ユース出身が2人、大学出身が4人という内訳だ。そのうち4人がピッチに立った。

湘南FW大橋祐紀(22=中央大) 後半9分〜同42分 ※1
名古屋FW相馬勇紀(22=早稲田大) 後半19分〜(1ゴール)※1
広島MF松本大弥(18=広島ユース) 後半21分〜
広島MF東俊希(18=広島ユース) 後半28分〜
鳥栖MF樋口雄太(22=鹿屋体育大) ベンチ
大分GK小島亨介(22=早稲田大) ベンチ
※年齢は試合日時点
※1=2種選手、特別指定選手として昨季以前にJ1、J2デビュー済
※2=今季2種登録

 注目すべきはサンフレッチェ広島のユース出身2選手。いずれも開幕前に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフでもピッチに立っていたが、Jリーグ初戦でさっそくデビュー戦を迎えた。

 大学経由の選手を見るとJ1初出場は0人。相馬は昨季、特別指定選手として9試合1得点を記録し、大橋も同じくJ1最終節で初出場を飾っていたためだ。なお、相馬は後半34分にゴールを決め、豊富な経験を結果につなげている。

■J2リーグ(24日)
 J2開幕節でメンバー入りしたのは以下の27人。高校出身が2人、ユース出身が6人、大学出身が19人という内訳だ。そのうち16人がピッチに立った。

山形GK大友竜輔(18=山形ユース) ベンチ
山形MF坂元達裕(22=東洋大) 後半22分〜
水戸FW村田航一(22=明治大) 後半29分〜
水戸MF浅野雄也(22=大阪体育大) 後半45+2分〜
町田FW岡田優希(22=早稲田大) 後半40分〜
横浜FC DF袴田裕太郎(22=明治大) ベンチ
横浜FC MF中山克広(22=専修大) ベンチ
金沢DF石尾崚雅(18=C大阪U-18) ベンチ
金沢FW大石竜平(22=国士舘大) 後半35分〜
新潟DF新井直人(22=新潟経営大) フル出場
新潟MF本間至恩(18=新潟U-18) ベンチ※1
岐阜DF柳澤亘(22=順天堂大) フル出場
岐阜DF長倉颯(22=法政大) 〜後半28分
岐阜DF会津雄生(22=筑波大) 後半28分〜
岐阜FW村田透馬(18=興國高) ベンチ
岐阜FW粟飯原尚平(22=近畿大) ベンチ
京都DF上夷克典(22=明治大) フル出場
京都DF冨田康平(22=早稲田大) フル出場 ※1
京都MF中野克哉(22=関西学院大) フル出場
京都MF福岡慎平(18=京都U-18) ベンチ ※1
徳島MF鈴木徳真(22=筑波大) 先発〜後半14分
徳島MF藤原志龍(18=徳島ユース) ベンチ ※1
山口MF小野原和哉(22=流通経済大) 後半20分〜
山口DF菊池流帆(22=大阪体育大) ベンチ
福岡DF三國ケネディエブス(18=青森山田高) フル出場
福岡FW北島祐二(18=福岡U-18) ベンチ
鹿児島FW韓勇太(22=朝鮮大/松本から期限付き移籍) 先発〜後半39分(1ゴール)
※年齢は試合日時点
※1=2種選手、特別指定選手として昨季以前にJ1、J2デビュー済
※2=今季2種登録

 とりわけ目を引くのは京都。3人の大学出身ルーキーをピッチに送り出し、いずれもフル出場させている。中田一三新監督が就任し、新たなスタイルを構築している最中にあるが、ピッチ上の陣容も刷新が進んでいるようだ。

 また、FC岐阜も3選手が出場を果たし、2選手がベンチ入り。鹿児島ユナイテッドFCでは朝鮮大出身で松本山雅FCから期限付き移籍中のFW韓勇太が初ゴールを記録した。高校年代ではアビスパ福岡DF三國ケネディエブスが唯一ピッチに立った。

 昨季はJ1、J2合わせて16人のルーキーがピッチに立ち、例年以上の豊作と言われていたが、今季はさらに多い20人が出場。ベンチ入りメンバーを見ても、昨季の12人から13人に増加しており、着実に若手選手が出番をつかんでいる現状が明らかになっている。

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