beacon

“交代拒否”のケパ、スタメン外れる…チェルシーはトッテナムに完封勝ち

このエントリーをはてなブックマークに追加

マウリツィオ・サッリ監督はGKケパ・アリサバラガをスタメンから外した

 チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、27日に行われたプレミアリーグ第28節トッテナム戦で“交代拒否”騒動のGKケパ・アリサバラガを先発から外す決断を下した。

 問題となったのは、24日に行われたマンチェスター・シティとのカラバオ杯(リーグ杯)決勝、スコアレスで迎えた延長後半でのシーンだ。何度かメディカルスタッフによる治療を受けたケパに対し、サッリ監督がGKウィリー・カバジェロとの交代を指示したが、守護神は頑なに拒否。サッリ監督は怒りを露わにしていた。

 試合終了後、2人は話し合って「互いに誤解があった」として和解。ケパも自身の過ちを認め、サッリ監督やチームメイトに謝罪し、クラブは週給1週間分の罰金処分を科していた。

 3位につけるトッテナムとの“ロンドン・ダービー”に向けて、サッリ監督は「(ケパが)出場するかもしれないし、そうではないかもしれない。自分はこのグループにメッセージを送りたいね。ケパがピッチにいるか、ピッチから離れるか、それがメッセージとなる。このグループにとって良い決断をするよ」と語っていた。

 そして迎えた本拠地スタンフォードブリッジでのトッテナム戦。そのスターティングメンバーにケパの名はなく、今季リーグ戦初のベンチスタートとなった。代わりにカバジェロが先発起用された。試合は、後半12分にFWペドロ・ロドリゲスが先制点を挙げると、39分にはMFウィリアンのプレスからDFキーラン・トリッピアーのミスを誘発。バックパスがそのままゴールに吸い込まれ、2-0で勝った。

●プレミアリーグ2018-19特集
●吉田、武藤の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP