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「現役に未練はない」コーチ業に励むテリー氏、引退が正しい決断と明かす

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コーチ業に励むジョン・テリー

 現役時代にチェルシーイングランド代表で活躍したジョン・テリー氏は、現役でフットボールをプレーすることに未練はないと明かした。

 1998-99シーズンにチェルシーでデビューを飾って以降、700試合以上も同クラブでプレーしたテリー氏。2017年夏に退団した後、チャンピオンシップ(英2部)のアストン・ビラに加入し、2018年10月に現役からの引退を発表した。現在は昨季までプレーしたチームでコーチを務める同氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』で引退について語った。

「私はプレーすることを恋しがってなどいない。カラバオ・カップ決勝のような試合を見ていると今でもプレーしたくなるが、周りからのプレッシャーやキャリアの終盤で自分自身に課したプレッシャーによって、楽しめなくなっていた。だから、引退したことを楽しんでいる」

 また、コーチとしてのキャリアをスタートさせたことについて「選手時代はオフがあり、リフレッシュができた。しかし、今ではその時間は前の試合を見返したり、次の相手を研究したりする時間だ」と現役時代よりも忙しくなったと語ったテリー氏は、世界的な名将たちとの仕事が大きな糧になっていると認めた。

「特定の監督たちと今後どのように進んでいくかいつも興味を持っていた。本当に良い監督のトレーニングセッションからたくさんのことを学んだ。反対に、効果がなく、選手たちも楽しめいないセッションもいくつかあった」

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