約2か月ぶりのクリーンシートに貢献したサウサンプトンのDF吉田麻也に称賛の声が集まっている。

　27日に行われたプレミアリーグ第28節でサウサンプトンはホームでフルハムと対戦した。1月2日のチェルシー戦以来の先発出場を果たした吉田は安定したパフォーマンスを披露し、リーグ戦5試合ぶりの勝利に貢献。さらに、前回出場したチェルシー戦以来の無失点に一役買った。

　2月上旬に日本代表として参戦したアジアカップ2019から復帰した吉田だが、カーディフ戦、アーセナル戦と2試合連続で出番なし。そんな中、約2か月ぶりに出場機会を手にし、残留争いの直接的なライバルであるフラム戦で重要な役割を担った日本代表DFを複数のメディアが称賛した。

『The Boot Room』は「ヨシダはサウサンプトンに彼らが失っていたものを証明した」と報じ、前節までスタメンで出場するも直接失点に絡むミスが目立ったDFジャック・スティーブンスに代わって出場した吉田に「彼はディフェンスの真のリーダーで、彼の経験を過小評価することはできない」と降格圏から脱出する勝利への貢献を称えた。

　また、『Football Fancast』では、フラム戦の吉田のスタッツを紹介。2つのタックルとブロック、7つのクリア、4つの空中戦での勝利など、FWアレクサンダル・ミトロビッチらフラム攻撃陣をシャットアウトしたことを評価した。パス成功率も85%とセンターバックの中で最高値を記録したことも伝えている。

　そして、ハーゼンヒュットル監督がアジアカップ復帰直後から吉田を起用しなかったことへ疑問を投げかけ、「2月上旬にイングランドに戻って、すぐに彼を起用すべきだったことがこの試合ではっきりした」と過去2試合での指揮官の采配に否定的な見解を示した。

---

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2018-19特集
●吉田、武藤の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中