リールでプレーするコートジボワール代表FWニコラ・ペペは今夏、国外移籍が濃厚となっている。ここに来て、バイエルンが移籍先最有力候補に躍り出たようだ。

　23歳のペペはリーグアンで今シーズン第26節消化時点で16ゴールを決め、得点ランキングで2位タイと活躍中。これまでバルセロナやマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドやリバプール、アーセナルなど数々からの興味が伝えられてきた。

　しかし、左利きの右ウィングを巡る争奪戦を制するのはバイエルンかもしれない。リールのクリストフ・ガルティエ監督はフランス『テレフート』で「ドイツの大きなクラブが今夏に2人のウィングを失うことを知っている。世界で最も大規模のうちに入るクラブだ。私はペペがそのクラブで良い役を務められることを確信している」と、FWアリエン・ロッベンやMFフランク・リベリの退団が決まっているバイエルンで十分通用すると話している。

　同監督は『レキップ』でも以前、「彼がチームカラーが赤で、ウィングを利き足ではない側に置くことを好むチームでプレーすることを想像できる」とのコメントを残していた。左利きのアリエン・ロッベンを右サイドで起用するバイエルンや右ウィングに関しては左利きのモハメド・サラーを右サイドで起用するリバプールにフィットする考えを示唆している。

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