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「彼はあまり喋らない…」指揮官が感じた佐藤勇人のキャプテンとしての資質

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ジェフユナイテッド千葉フアン・エスナイデル監督とMF佐藤勇人

 今季からジェフユナイテッド千葉のキャプテンに就任したMF佐藤勇人。しかし、当初は大役を引き受けるつもりはなかったようだ。

 プロ生活20年目。キャリアの大半にあたる18年を千葉で過ごす佐藤勇だが、昨季は「試合に出始めた3年目」以降では、最少となる7試合(430分)の出場にとどまった。その翌年にキャプテンに指名されたことは「ものすごくありがたい話だった」ものの、「常にピッチに立つ選手がキャプテンをやるべきじゃないか」と考え、フアン・エスナイデル監督に胸の内を打ち明けた。だが、指揮官の「1週間あるうちの1試合だけでなく、毎日のトレーニングが重要で、だからこそお前にやってもらいたい」という言葉によって、勇人の心は動かされたという。

「今までキャプテン=キャプテンマークを巻いてピッチに立ち、チームのためにやるというのが自分の中にあったけど、試合以外の部分も見てくれているんだという意味で、ものすごく感謝して引き受けた」

 2年間、勇人の姿勢を見続きてきたエスナイデル監督は「プロフェッショナルとして素晴らしい。試合に出ようが出まいが、招集されるされないに関わらず、ハードワークできる。どういう状況においても、練習中に私がモチベーションを上げる必要がまったくない選手。自分でコントロールできる選手」と評価。「彼はあまり喋りませんが」と苦笑しながらも、「態度や背中で見本を見せるリーダーも多くいて、勇人はそういう選手だと私は思っている」と36歳を迎えたベテランの姿勢がチームに大きなプラスをもたらすと考え、勇人にキャプテンマークを託した。

 千葉は今季J2リーグ在籍10年目を迎えた。悲願のJ1復帰を目指すチームの先頭に立つ覚悟を決めた勇人だが、選手である以上、「試合に出てチームのために貢献する。正直、若くないけど、こういう年齢でも、ごまかさずにハードワークすること、誰よりも走ることは自分が示せる部分だと思う」とピッチ内外で良い影響を与えていこうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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