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来日3季目のポドルスキ、Jリーグの成長を実感「刺激のあるリーグになっている」

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FWルーカス・ポドルスキ

 17年夏にヴィッセル神戸に加入、Jリーグで3シーズン目に突入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、“VIPトリオ”が揃ったことでますます注目を集める今季の手ごたえを語った。

―Jリーグ3シーズン目を迎えました。今季の手ごたえはどうですか?
「最初の試合は残念ながら負けてしまったけど、毎試合ピッチに立ちたいという気持ちは常に変わらない。それはシーズンを重ねても特に変わりはないし、次のゲームに向けて切り替えてやっていきたい。次はホームでの開幕戦だし、いい雰囲気で出来ると思う。勝ち点を積み重ねていける、いいきっかけにしたいね」

―でもポドルスキ選手が来られてから、多くの有力選手が来日するようになりました。
「リーグとして僕が来て3年で、いろんなところで注目されるようになったと思う。世界中が注目している。刺激のあるリーグになっていると感じるね。あといつも言っていることだけど、リーグ自体はスタジアムの雰囲気はいいし、ファンも素晴らしい。本当に申し分ない。すべてが整ったいい環境にあると思うよ」

―今年はビジャ選手が来られたことで、神戸はさらに注目されています。
「彼に関してはみんなが知っている通りワールドクラスの選手。いろんなところで年齢のことだったりを言われているかもしれないけど、初戦を見てもらっても分かる通り、高いレベルでプレーできることは明らかだよね。彼が来てくれたことはJリーグのとっていいことだし、すごく力になる、助けになることだと思うよ。僕自身もピッチの中でも外でもああいうワールドクラスの選手と一緒に出来ることは嬉しいことだからね」


―ポドルスキ選手と言えば来日当初、アニメーションが印刷されたスパイクを履いていたことでも注目されました。スパイク選びのポイントはありますか?
「自分が気に入れば、それがいいスパイクなんだと思っているよ。僕は長いことアディダスと仕事をしてきているので、彼らは足のサイズなどすべてのことを分かっている。選ぶとすれば色だけど、色も早いスピードで変わるからね。でも好きな色はあるから、それで選んだりするかな」

―最後に、皆さんがJリーグに来られたことで、リーグのレベル、日本サッカーのレベルの向上につながっていると感じます。サッカー選手を目指す子供たちにアドバイスを頂けますか?
「僕自身、アカデミーのエキスパートではないので、何かをアドバイスというのは出来ない。でも日本はどこでもサッカーが出来る環境ではないかもしれないけど、常に楽しみながらサッカーをしてほしい。有望な選手は個人でヨーロッパに行ってプレーするという形になってしまっているみたいだけど、それを悲観するのではなく、逆に増えるようにしていく環境作りが大事になってくる。常にサッカーをする、みんなでボールを蹴ることを日常的にやっていけば、自然といいレベルでプレーする選手がたくさん出てくると思うよ」

(取材・文 児玉幸洋)
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