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“広島の大迫”も半端ない!広島スコアレスも19歳GKが「成長している」ビッグセーブ

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ゴールマウスを守ったGK大迫敬介

[3.1 J1第2節 広島0-0磐田 Eスタ]

 サンフレッチェ広島ジュビロ磐田は0-0の引き分けに終わった。

 ともに開幕戦を引き分けたチーム同士の一戦。広島はこのあと、5日にACL初戦の敵地での広州恒大(中国)戦を控える。メンバーは2月23日の清水戦からFW渡大生に代えてFWパトリックを今季初先発させた。

 磐田は松本との開幕戦でスタメンだったDF大井健太郎がベンチ外。MF中村俊輔もベンチスタートとなり、代わってDF新里亮とFW川又堅碁が先発起用された。

 昨年9月からホームでの勝利がない広島。あと1勝と迫るJ1ホーム通算200勝にリーチをかけてから5戦足踏みが続いている。そしてこの試合もなかなかゴールが遠い試合となってしまう。後半途中からは開幕戦でも出場したルーキーMF松本大弥、そして東京Vから新加入のFWドウグラス・ヴィエイラを初出場させたが、最後までスコアを動かすことは出来なかった。

 だが最後尾で守るGK大迫敬介が奮闘をみせた。ビッグセーブは試合終了間際の後半アディショナルタイム3分、右サイドをMF荒木大吾に突破されてシュートを許すと、さらに相手に当たって軌道が変わったボールがゴールに向かう。しかしこれを間一髪、飛びついて左手に当ててセーブ。土壇場弾を許さなかった。

 大迫は試合後、「(ビッグセーブの場面は)角度がなかったのもあるが、味方が最後までボールに行ってくれたおかげ。自分のプレーだけじゃなく、みんなで止めたシュートだった」と仲間に感謝。広島は守護神の林卓人が怪我で離脱中。19歳GKは「自分にとって公式戦3試合目。課題も出ますがそれを克服しながら成長しているかなと思います」と手ごたえを語る。

 また城福浩監督も「ゼロで抑えるということはGKのビッグセーブが必要なので、彼には自信になるプレーになったと思う」と若武者の成長を称える。しかし「本来ああいうシーンは作ってはいけない」とチームの出来にはくぎを刺すことを忘れなかった。

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