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冨安健洋、今夏の移籍は既定路線か…指揮官は最低額に言及「それ以下で出すのはクレイジー」

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DF冨安健洋の今夏の移籍は既定路線か

 シントトロイデンのマーク・ブライス監督は、日本代表DF冨安健洋が今夏他クラブに移籍する可能性について語った。ベルギー『Voetbalkrant』が伝えている。

 冨安はアジアカップ開催期間中に行われたリーグ戦3試合を除いて今季シントトロイデンの公式戦にすべてフル出場。冬には絶対的なレギュラーとしてプレーする20歳のセンターバックにブレーメンから600万ユーロ(約7億6000万円)の獲得オファーが届いていたが、クラブはそれを拒否したと伝えられていた。

 だが、今夏の移籍市場では同選手を引き留めるのは難しくなるかもしれない。ブライス監督は「アジアカップのベストプレーヤーにはたくさんの注目が集まるものだ」と他クラブからの興味がさらに増していることを示唆。次のように続けた。

「クラブは今夏に彼を手放したいわけではないが、良いオファーが届けば、彼のようなタレントのキャリアを阻むわけにもいかない。1000万ユーロ(約12億6000万円)以上の価値がある選手だ。クラブがトータル・パッケージ(「すべての要素」の意)を持つ彼をそれ以下の金額で放出するのはクレイジーだ」

 ベルギー1部ジュピラー・リーグでは現在、勝ち点46で5位につけ、プレーオフ1出場に近づくシントトロイデンで守備の中心選手となっている冨安。指揮官は、そんな同選手を今夏以降も残したいものの、見合ったオファーが届けば移籍を容認する考えを口にした。

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