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昇格組・琉球が大宮を4発粉砕で開幕2連勝!!2戦7発の超攻撃、FW鈴木孝司は早くも今季4ゴール目

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琉球が大宮に4-3で勝利

[3.2 J2第2節 大宮3-4琉球 NACK]

 J2第2節が2日に行われ、FC琉球は敵地で大宮アルディージャに4-3で快勝した。開幕2連勝を飾った琉球は次節にホームで愛媛と、大宮はアウェーで徳島と対戦する。

 大宮は第1節・甲府戦(0-0)からスタメン1人を変更し、MF茨田陽生に代えてMF嶋田慎太郎をシャドーで起用。一方、琉球も第1節・福岡戦(3-1)から先発1人を入れ替え、同試合で得点をマークしたMF富所悠の代わりにMF上門知樹をスタートから送り出した。

 今季から琉球を率いる樋口靖洋監督にとっては、2008年に指揮した大宮との古巣対決。昨季、史上最速でJ3優勝とJ2昇格を果たしたチームは、開幕戦の勢いをそのままに敵地で先制に成功する。

 前半16分、MF上里一将からボールを受けたMF中川風希が中央突破でDFを引きつけ、右へパス。PA内右に走り込んだ田中がノートラップで右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール左に決まる。水戸から今季完全移籍した田中は加入後初得点となった。

 だが、大宮もデザインされたセットプレーから同点に追いつく。失点から3分後に敵陣右寄りの位置でFKを獲得すると、キッカーのFW大前元紀が右足で高い弾道のクロスを供給。ファーでフリーのDF山越康平が頭で折り返し、ゴール前に入ったFWフアンマ・デルガドがDFともつれながらも右足で押し込む。高木琢也監督とともに大宮へやってきた助っ人ストライカーが、今季のチーム第1号となる加入後初得点を挙げた。

 後半も先にスコアを動かしたのは琉球。後半11分、田中が右足で打ったグラウンダーのミドルシュートをPA内中央の中川が受けると、右に流れながら中央へ折り返す。これをFW鈴木孝司がプッシュし、2-1と勝ち越した。

 後半13分にはPA内右からDF西岡大志が折り返したボールをニアの鈴木がコントロールし、DF山越康平のマークを受けながら右足でシュート。山越とGK笠原昂史の股を連続で抜けたボールがネットを揺らし、リードを広げる。鈴木は前節に続く2ゴールで今季4点目となった。

 さらに後半16分、カウンターから中川が中央をドリブルで運び、左から走り込む上門にラストパス。PA内左に進入した上門は左足でグラウンダーのシュートをゴール右に流し込み、自身J2初出場の一戦で初得点を記録した。

 昨季にリーグ最多70得点の攻撃サッカーでJ3を制した琉球。J2の舞台でも開幕2試合で7ゴールと、変わらない攻撃力を示した。

 大宮は1-4となった後に交代カードを積極的に使って反撃を試みると、後半40分にMF大山啓輔がDF岡崎亮平にPA内で倒され、PKを獲得。同42分、キッカーの途中出場FW富山貴光が右足でゴール左下に決め、反撃の狼煙を上げる。

 後半アディショナルタイム1分には途中投入のMF酒井宣福が左サイドから折り返し、ファーへ流れたボールにDF渡部大輔が反応。右足で蹴り込み、1点差に迫る。その後も猛攻を仕掛けた大宮だったが、GKカルバハルのビッグセーブに遭い、開幕2戦未勝利(1分1敗)となった。

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