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三國の高打点ヘッドは相手がクリア…福岡&長崎は通算5度目のスコアレスドロー

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[3.2 J2第2節 福岡0-0長崎 博多陸]

 J2第2節が2日に行われ、アビスパ福岡はホームでV・ファーレン長崎と0-0で引き分けた。リーグ戦9回目の対戦を迎えた両チームは、これで通算5度目のスコアレスドロー。次節は9日に開催され、福岡は再びホームで京都と、長崎も本拠地で水戸と対決する。

 福岡は前節・琉球戦(1-3)から先発2人を変更。DF篠原弘次郎がセンターバック、MFウォン・ドゥジェがボランチに入った。また、高卒ルーキーのDF三國ケネディエブスは2試合連続のスタメン入り。対する長崎は1人を入れ替え、MF新里涼が中盤の底を務めた。

 9月にラグビーのワールドカップが開催される関係で、レベルファイブスタジアムではなく東平尾公園博多の森陸上競技場を舞台に行われた九州ダービー。サイド攻撃を主体にゴールへ迫る福岡は、前半35分に左CKを獲得すると、キッカーのMF鈴木惇が左足で正確なクロスを送る。ファーで待っていた三國が長身を生かして叩きつけるようなヘディングシュートを放つが、ゴール手前でFWイ・ジョンホにクリアされた。

 鋭いカウンターでチャンスをうかがう長崎も前半45分にチャンス。MF翁長聖のスルーパスにDF亀川諒史が勢いよく走り込み、PA内左から折り返す。しかし、中央のFW玉田圭司には惜しくも合わず、前半は0-0で終えた。

 福岡は後半9分に右CKを獲得し、その二次攻撃から右サイドのMF石津大介がクロスを送る。だが、ファーでFW城後寿とMF松田力が重なってしまい、ボールはわずかにクロスバーの上へ。同21分には長崎の玉田がPA内右から切れ込み、左足でシュートを放つも、篠原に頭で跳ね返された。

 その後も互いにゴールを脅かすシーンを作るが、得点は生まれない。後半アディショナルタイム2分には福岡のMF前川大河が絶妙なスルーパスを送り、PA内右に走り込んだDF石原広教が右足でシュートを試みるも、戻った亀川が渾身のブロック。両チームとも最後まで譲らず、0-0のまま終了のホイッスルが鳴った。

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