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“昇格組”対決は松本に軍配!アジア王者に勝った大分下して4年ぶりJ1勝利

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[3.2 J1第2節 大分0-1松本 昭和電ド]

 2日、J1第2節が昭和電工ドーム大分で行われ、松本山雅FC大分トリニータに1-0で勝った。

 アウェーでのアジア王者・鹿島を相手にFW藤本憲明の2ゴールにより2-1で競り勝った大分。ホーム開幕戦はメンバーを入れ替えず、勢いのままに2連勝を狙う。一方、アウェーで磐田と1-1で引き分けた松本もメンバー変更なし。4年ぶりJ1での勝利を目指した。

 前半はスコアレスに終わったが、チャンスを多く作ったのは松本だった。まずは前半3分、FKのクリアボールに反応したDF橋内優也がPA手前から右足ダイレクトボレー。アウトにかかった鋭いシュートだったが、わずかに枠を外れる。43分には、MF岩上祐三の縦パスをFW永井龍がPA右へ落とし、MFセルジーニョが右足シュート。しかし、GK高木駿の指先をかすめ、先制点とはならなかった。

 互いにハーフタイムで交代はなく、後半へ突入。スコアが動いたのは、その5分後だった。松本は左サイドからMF高橋諒がクロスを入れると、大分DF鈴木義宜のヘッドが後方に流れ、クロスバーを直撃。こぼれ球にいち早く反応した永井が左足で押し込み、松本が均衡を破った。

 追いつきたい大分は後半12分、MF前田凌佑に代えてMF丸谷拓也、16分にはFW伊藤涼太郎をFWオナイウ阿道に代え、前線を2トップに変更した。対する松本も35分、セルジーニョに代えてMF町田也真人を入れ、追加点を狙った。

 なかなか決定的なシーンを作り出すことができない大分は、後半40分に今季トップチームに昇格した18歳MF高畑奎汰を起用。最後の交代カードを使い切った。終盤にかけて、ボールを保持する時間が長くなるが、松本の守りを崩し切ることができず、前線へのロングパスも精度を欠いた。

 試合は1-0のままタイムアップ。松本が永井の1点を守り抜き、今季初勝利を飾った。一方、大分はホームで開幕2連勝とはならなかった。

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