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5戦連続ベンチ外のイカルディが沈黙を破り批判「僕やインテルへのリスペクトがない」

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渦中のFWマウロ・イカルディが心境を語った

 インテルでベンチ外が続いているFWマウロ・イカルディがインスタグラムを更新し、その心境を語った。

 イカルディは、2月14日に行われたヨーロッパリーグのラピド・ウィーン戦への帯同を拒否したことがきっかけで、インテルとの対立が続いており、3月1日のカリアリ戦もメンバーから外れることが決まった。これにより公式戦5試合連続の欠場となるが、アルゼンチン人FWは沈黙を破り、SNS上で長文を綴った。声明文では、インテル愛を強調するとともに、幹部の一部へ批判とみられる発言をしている。

「困難なときにこそ、真の愛が示されるものだ。そんなときも僕はインテルに残り、インテルとともに過ごしてきた。FFP上の問題があったときでも、多くの者がこのチームに大した価値はないと考えていたときでも、僕がゴールを決めることで、インテルはどんなことでも乗り越えられると感じた。だからどんなことがあっても僕はインテル残留を常に決断してきた。インテルへの愛を示し、プロ選手なら断り切れないようなオファーも断った。試合の後に涙が出るほどの痛みを耐えてプレーし、ドクターの助言に反してでもピッチに上がることを望んできた。ピッチでは、あらゆる痛みを忘れることができたし、インテルのために、僕ができるすべてを尽くしたかったからだ。インテルでインテルとともに。僕にはインテルしかない。ネラッズーリへの愛のためだ」

「僕の子供たちには希望を持ち続けることが必要だと示してきたし、勝利するのは難しいことだと教えてきた。だがそれをインテルで実行することには唯一無二の意味がある。真のインテリスタだけが理解し、感じ取れることだろう。僕の子供たちの目に偽りはない。インテルへの愛は、家族の中で育まれたものだ。僕は自分の夢を実現し、そしてインテリスタ全員の夢を実現した。僕が主将を務めたチームはチャンピオンズリーグへ復帰したんだ。僕は常にインテルへの愛を示してきた。訪れた最初のチャンスでチームからいなくなってしまう選手たちには賛同できなかった」

「僕はサポーターやチームメイト、クラブ、そしてこれまでのすべての監督をリスペクトしてきた。ピッチ内外でクラブと協力して新加入の選手の適応をサポ―トし、目標を達成するためには情熱がなければならないと示してきた。僕はインテル愛とは何かを理解しているし、インテルのサポーターも理解してくれている。彼らは僕がどれほどこのチームのために苦しみ、涙を流して戦い、そして歓喜してきたかを知っている。インテルでインテルとともに」

「インテルへの愛のためにすべてをリスペクトし、僕はあらゆる犠牲を払った。だが現在、決定権を持つ一部の人間が、僕やインテルに対して愛とリスペクトを示しているのか、僕には分からない。唯一、インテル愛のために行動し、解決しようという意欲があるのか見えない。家族の中では良いこと、悪いこと、様々なことが起こる。愛のために多くを我慢することはできるが、リスペクトは欠いてはならない。これが僕の価値観であり、このために常に戦ってきた。インテルでインテルとともに」

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