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10か月ぶり&今季初ゴールの乾貴士、日本人史上初の“偉業”を達成

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日本人初の偉業を達成したアラベスMF乾貴士

 アラベスMF乾貴士は2日、リーガ・エスパニョーラ第26節ビジャレアル戦で待望の移籍後初ゴールを記録した。公式戦での得点はエイバル時代の昨年5月5日以来約10か月ぶり。データサイト『オプタ』によると、スペイン1部の複数クラブでの得点は日本人史上初の偉業となった。

 右ウイングで4試合連続の先発を飾った乾は後半32分、左ウイングのFWジョニーがサイドを切れ込み、股抜きドリブルからの股抜きパスで折り返すと、反対サイドから走り込んで反応。ニアで相手がわずかに触ったが、軌道が変わったボールを左足でしっかり流し込んだ。

 試合は降格圏に沈む相手に対し、セットプレーで先制しながらも同点に持ち込まれる苦しい展開だったが、乾のゴールで決勝点。チームを3試合ぶりの勝利に導いた。今年1月にベティスから期限付き移籍してきた乾が先発に定着して以降、4試合負けなしが続いている。

 乾は今季開幕前、3シーズンを過ごしたエイバルからベティスに移籍。ロシアW杯の活躍によりステップアップを果たしたが、その後は出場機会を得られずに苦しみ、アジア杯参戦中の1月にアラベスへの期限付き移籍が決まった。アジア杯でも1試合の先発にとどまり、所属クラブで再起を期していたが、そんな矢先の初ゴールだった。

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