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“疑惑のPK”で失点も…エメリは審判陣を擁護「VARなしでは難しい判定」

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厳しい判定でアーセナルの選手たちが主審に詰め寄る

 アーセナルウナイ・エメリ監督は、チームに不利になる疑惑の判定を下したレフェリー陣を擁護した。

 2日に行われたプレミアリーグ第29節でアーセナルは敵地でトッテナムとの“ノースロンドンダービー”を迎える。16分にMFアーロン・ラムジーが先制に成功したアーセナルだが、74分にPKをFWハリー・ケインに沈められて同点に。終盤にアーセナルもPKのチャンスを得るもFWピエール・エメリク・オーバメヤンが決めきれず、このまま1-1で終了した。

 しかし、この試合の後半でトッテナムに与えられたPKには議論が巻き起こる。FKに飛び込んだケインがDFシュコドラン・ムスタフィに倒されたことでトッテナムはPKを手にしたが、リプレーを見る限りケインはオフサイドポジションであったため、PKは与えられるべきではなかったとの声が多数を占める。これに対してエメリ監督はレフェリー陣を非難するようなコメントを残さず、来シーズンから導入されるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がこの状況を是正するだろうと『BTスポーツ』で話した。

「もうじきVARがやって来る。レフェリーにとってこれはとても難しい判定だったと思う。君たちはテレビを通して分析できるからとても簡単だ。彼らがVARを使えていれば試合は変わっていたかもしれない。私にとって、今日のレフェリーは両チームに対して厳格だった。私はここにレフェリーとしているこの男を気に入っている」

 また、オーバメヤンがミスしたPKについても「私は彼と言葉を交わした。チームの勝利のために彼は35分間を戦ってくれたんだ。あれはミスではない。彼がこの試合でやった1つのプレーだ。ラカ(アレクサンドル・ラカゼット)も同じだ。彼は大きなチャンスを逃したが、問題はない」とコメントを残している。

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