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追撃弾の湘南FW武富が決定力100%の2戦3発、「触っていない」先制点はOGに修正

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2試合連続で結果を残したFW武富孝介

[3.2 J1第2節 湘南2-3FC東京 BMWス]

 湘南ベルマーレに5年ぶりに復帰したFW武富孝介が2試合連続ゴールを挙げた。2試合3得点はFWエジガル・ジュニオ(横浜FM)と並んで現在J1トップ。追撃弾は勝利に結びつかず、「最初なので…。取れた方がいいとは思います」と謙虚に話したが、現在決定力は100%。3得点は左、左、頭のシュート3本から生まれている。

 この日も2シャドーの一角で出場し、少ないチャンスを確実に仕留めた。1-3で迎えた後半10分、右後方からMF松田天馬が鋭いクロスを配給。バウンドしたボールがファーサイドに抜けると、武富が倒れ込みながらヘッドで突き刺し、1点差に詰め寄った。

 前半17分の先制点も、得点直後は場内で武富のゴールとアナウンスされた。FKの流れでゴール前の混戦からDF大野和成が頭でつなぐと、武富が押し込むより先にクリアを試みたMF高萩洋次郎にボールが当たり、コースが変わってゴールマウスに吸い込まれた。試合後、自身も「正直、触っていないとは思った」と苦笑いを浮かべた。

 5年ぶりの古巣復帰を果たすと、開幕節に2ゴールで初勝利を呼び込んだ。チームのスタイルに適応し、この日の走行距離は12.001kmと両チームトップ。しかし、今節は追撃弾も実らず、初黒星。「少ないチャンスをモノにしていかなきゃいけないという部分では悪くなかったと思う。それ以外の部分には悔いが残る」と修正を誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)

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