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ケパ復帰のチェルシー、監督交代のフルハムに苦戦もリードを死守して2連勝

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ゴンサロ・イグアインが先制点

[3.3 プレミアリーグ第29節 フルハム1-2チェルシー]

 チェルシーは3日、プレミアリーグ第29節でフルハムの本拠地クレイブン・コテージに乗り込み、2-1で勝利。2連勝を飾った。

 7日にヨーロッパリーグ(EL)ディナモ・キエフ戦を控えるチェルシーは、前節トッテナムとのロンドン・ダービーを2-0で制し、マンチェスター・シティ戦に続く連敗は免れた。スタメンは5人を変更。“交代拒否”騒動のGKケパ・アリサバラガが先発復帰を果たし、MFウィリアンやMFロス・バークリーらが起用された。

 試合は前半20分にチェルシーが先制。右サイドでウィリアンを追い越してパスを受けたDFセサル・アスピリクエタが低い弾道の鋭いクロスを入れると、ニアに走り込んだFWゴンサロ・イグアインが右足で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 成績不振によりクラウディオ・ラニエリ前監督を解任し、コーチだったスコット・パーカー氏が暫定監督を務めるフルハム。前半27分、PA左からMFライアン・セセニョンが上げたクロスは相手に当たるが、PA中央に舞い上がったボールをFWアレクサンダル・ミトロビッチが左足ボレー。これはGKケパのファインセーブに阻まれるが、CKの流れから同点に追いつく。

 フルハムは左ショートコーナーからMFライアン・バベルが相手をかわしてクロスを供給すると、ファーサイドでフリーとなっていたDFカルム・チャンバースが右足で合わせる。フリーで緊張する場面だったが、しっかり枠内に蹴り込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 守護神の好セーブ直後に失点してしまったチェルシーだが、すぐさま勝ち越しに成功する。前半31分、MFジョルジーニョのボール奪取から攻撃をスタートさせると、左サイドでパスを受けたMFエデン・アザールが中央へカットイン。相手を引きつけてペナルティーアーク内へパスを送り、ジョルジーニョが右足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺した。

 後半はスコアが動かず、チェルシーはフルハムに押し込まれる時間帯もあり、今季10得点を挙げているミトロビッチなどにシュートを打ち込まれたが、GKケパが好セーブを連発。ELディナモ・キエフ戦に向けて、アザールやジョルジーニョをベンチに下げたが、なんとか1点のリードを死守して2-1で逃げ切った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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