チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、GKケパ・アリサバラガへの処分が終わったことを認めた。

　2月24日に行われたカラバオカップ決勝のマンチェスター・シティ戦で、サッリ監督からの交代要求を拒み、ピッチに立ち続けたケパ。試合後にはクラブから罰金を科され、さらに指揮官は同選手を非難し、前節では懲罰としてスタメンから外した。しかし、3日のフラム戦で先発に復帰すると、スパイン代表GKはビッグセーブを連発するなど2-1の勝利に貢献した。

　試合後、サッリ監督はケパのペナルティを解除し、この件は収束したと会見で語った。「あれは至って妥当な決定だったと思う。ケパは大きなミスをした。彼はクラブとチームに対してその代償を払った。そして今、この件はおしまいだ」

「別の方法として、今シーズン終了後まで彼をメンバーから外すことだってできた。それに私は彼を殺すことだってできる。しかし、この1週間彼と話をして、自身の過ちを理解してくれた。そして、今日はとても良いパフォーマンスを見せてくれた。素晴らしいメンタリティを持った賢い男だ。彼は大きな過ちを犯したが、もう十分だ」

　また、前節にトッテナムを相手にクリーンシートを達成したウィリー・カバジェロへの処遇についても言及した。「カバジェロはとても良いゴールキーパーで、我々のチームにとって重要な男だ。だから、私は彼のために席を見つけなければならない」

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