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平日雨の瑞穂に1万3570人、相馬2本PKで名古屋逆転も…神戸が土壇場PK決めてドロー

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ルーキー相馬が2本のPKを決めたが…

[3.6 ルヴァン杯第1節 名古屋2-2神戸 パロ瑞穂]

 名古屋グランパスヴィッセル神戸のルヴァン杯C組第1節は、2-2の引き分けに終わった。

 若手登用を促す21歳以下の選手を各1名ずつ先発させなければいけないルヴァン杯。名古屋は18歳DF菅原由勢、19歳MF伊藤洋輝を、神戸は18歳DF小林友希、19歳FW郷家友太を起用。

 また神戸がFWダビド・ビジャとMFアンドレス・イニエスタをベンチ入りさせたこともあってか、平日、そして雨にも関わらずパロマ瑞穂スタジアムには1万3570人の観衆が集まった。

 序盤からポゼッションで上回る名古屋が勢いよく攻め込むが、雨でスリッピーなピッチコンディションもあり、ラストパスの精度を欠く。一方の神戸はカウンターから好機を伺うが、前半20分の決定機、FW田中順也の横パスにDF藤谷壮が詰めた場面は、シュートが左に外れてしまう。

 スコアレスで折り返した後半、名古屋はFW杉森考起に代えてMF榎本大輝を投入。しかし先にスコアを動かしたのは神戸で後半12分、カウンターからFW小川慶治朗を追い越したMF田中順也がマイナスクロス。FWウェリントンがこれに詰めて、先制点を奪う。

 反撃したい名古屋はリーグ戦で前節2ゴールを決めたFW赤崎秀平やMF和泉竜司といった攻撃的なカードを次々投入。前への意識を強めると後半34分、右サイドを仕掛けた榎本がDF橋本和に倒されてPKを獲得。これをMF相馬勇紀がGKの逆にしっかりと同点弾を蹴り込んだ。

 その後も名古屋の時間帯が続く。後半43分の伊藤の蹴った強烈左足FKはGK前川黛也に弾かれたが、同45分にエリア内で小林が前川に倒れされてPKを獲得。これをまたも相馬が決めて、試合をひっくり返す。しかし同アディショナルタイム5分に、和泉がMF三原雅俊と接触。神戸が“お返し”とばかりにPKを獲得すると、ウェリントンが決めてドローに持ち込んだ。

 なお、イニエスタとビジャは試合に出場することはなかった。

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