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仙台がジャーメイン2発などで快勝! 鳥栖は金崎&トーレス投入も公式戦3連敗

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仙台が3-1で鳥栖に勝利

[3.6 ルヴァン杯グループリーグ第1節 鳥栖1-3仙台 駅スタ]

 ルヴァンカップのグループリーグ第1節が6日に行われ、B組ではベガルタ仙台が敵地でサガン鳥栖に3-1で勝利した。仙台は今季公式戦3試合目で初白星。次節は13日に開催され、仙台はホームでFC東京、鳥栖はアウェーで柏と顔を合わせる。

 鳥栖は直近のリーグ戦からスタメン6人を変更。U-21選手枠としてDF原輝綺(20)、MF松岡大起(17)が先発入りした。対する仙台は11人全員を入れ替え。U-21選手枠ではFW吉尾海夏(20)、プロデビュー戦となるDF照山颯人(18)が起用された。

 リーグ戦で開幕2連敗の鳥栖、2戦未勝利(1分1敗)の仙台と、互いに今季の公式戦初勝利を目指した一戦。アウェーの仙台は横浜FMから期限付き移籍した吉尾を中心にチャンスを作り出していく。

 前半15分、吉尾がPA後方右でのキープから左足で鋭いミドルシュート。しかし、ゴール左外にそれる。同19分には吉尾が右サイドでボールを奪い、クロスにFWジャーメイン良がニアで合わせるが、押し込むことはできない。さらに同21分、右CKから吉尾が左足で低いクロスを入れ、ニアのDF金正也が右足で合わせる。だが、シュートは右サイドネットの外側に当たった。

 一方、鳥栖は2日のJ1第2節・神戸戦(0-1)で好プレーを見せた2種登録の松岡が積極的にボールを呼び込み、攻撃に絡む。ただ、チームとしてパスを回しながらも相手を崩し切れない。前半24分にはMF島屋八徳が右足でミドルシュートを打つが、ゴール左に外れた。

 仙台は前半41分、MF石原崇兆がPA左外で島屋のパスをカットし、ボックス内に進入すると、島屋に倒されてPKを獲得する。同43分にPKキッカーを任されたのはジャーメイン。しかし、左足のシュートは左ポストに嫌われる。続けて自らこぼれ球を左足で押し込もうとしたが、ゴール右に外してしまった。

 痛恨のPK失敗となったジャーメインは、直後の前半45分に名誉挽回を果たす。吉尾のスルーパスからFW阿部拓馬が右足で放ったシュートが相手にブロックされ、浮き上がったボールをMF道渕諒平がヘッドでPA内中央へ。受けたジャーメインが右足でシュートを打つと、GK高丘陽平に触られながらもゴール右に決まり、仙台が先制に成功した。

 鳥栖は後半8分、MF樋口雄太に代えてFW金崎夢生を投入し、同24分にはFW趙東建との交代でFWフェルナンド・トーレスを送り出す。しかし、次の1点も仙台に生まれた。

 後半25分、PA内左に抜け出したジャーメインがGK高丘に倒されたと判定され、PKを獲得する。前半に一度失敗していたジャーメインが同27分にキッカーを務め、GK高丘の逆を突いて左足でゴール中央に蹴り込んだ。

 2点のビハインドを負った鳥栖は後半38分に左CKのチャンス。キッカーのMF安在和樹が左足でクロスを送ると、DF谷口博之がダイビングヘッドで押し込み、1点を返す。

 しかし、仙台は後半40分に決定的なダメ押し弾を奪取。PA手前左でロングパスを収めた阿部がMF高橋秀人との1対1から縦に持ち運び、PA内左から左足のチップキックでシュートを放つ。飛び出したGK高丘を越えてネットを揺らし、3-1とした。試合はそのまま終了のホイッスル。敗れた鳥栖はチームとして今季公式戦の初得点こそ記録したものの、開幕3連敗となった。

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