カタール・スターズリーグのアルドゥハイルに所属するモロッコ代表DFメフディ・ベナティアが4日、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、古巣ユベントスでチームメートだったFWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。

　ベナティアは今冬の移籍市場において、2年半を過ごしたユベントスを退団し、FW中島翔哉も加入したアルドゥハイルでプレーしている。モロッコ代表DFは、元同僚であるC・ロナウドを称賛している。

「彼が練習する姿を見ると、あらゆる点において彼が王者であることが理解できる。どの選手よりもトレーニングに打ち込んでいて、まさに戦闘マシーンのようだ。人柄についても賢すぎるほどだし、信じられないほどの謙虚さがあって本当に素晴らしい人物だ」

「勝利への欲望や世界最強選手になるという大きな願望があるが、これは傲慢であることとは違う。自分がすでに世界最強だから練習する必要はないとか、現状の実力で十分だと考えることが傲慢を指すと思う」

　続いてベナティアは、12日にチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦セカンドレグに臨むユベントスにエールを送った。

「アトレティコは対戦が非常に難しいチームだ。ほとんどプレーせず、相手のミスだけを狙ってチャンスにしようとする。それにファーストレグでも見たように、セットプレーで手強い。ユベントスには(ミラレム)ピャニッチや(パウロ)ディバラ、C・ロナウドらがいて、そのクオリティを考えたら、ファーストレグでもっと上手くプレーできたはずだと思う」

「ファンとしてもユーベが自分たちの試合をしてくれることを期待していた。だがユーベはまだ終わっていない。トーナメントを勝ち抜いて決勝に行ける実力はあるはずだ」

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