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今季レアル加入のビニシウス、もともと厳しいシーズンになると覚悟していた

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今季レアルに加入したFWビニシウス・ジュニオール

 レアル・マドリーのブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールは、もともと今季を「再建のシーズン」と見ていたようだ。

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦でアヤックスに敗れ、4連覇を逃したレアル。さらにコパ・デル・レイもベスト4敗退となり、リーガ・エスパニョーラでは首位バルセロナと勝ち点差が12に開いており、今季無冠の可能性が高まっている。

 結局、最後まで埋まらなかったFWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)の抜けた穴。しかし、昨年夏に入れ替わりで加入したブラジルの新星は、もともと今季は再建のための1年になるとチームとして考えていたことを明かしている。スペイン『マルカ』が試合後のインタビューを伝えた。

「今年は再建のためのシーズンになるとみんな思っていた。そしてそれが難しいものになるということも」

 タイトル獲得は厳しくなったが、「シーズンの残りはうまく利用していかなければならない。自信を復活させるために、いい試合をしていく必要がある」と話している。

 また、アヤックス戦で負った自身の怪我については「キックを避けられないような動きだった。右足を強く打ってしまって、とても傷んでいる」と報告。クラブは右足脛腓骨関節の靭帯断裂と発表しており、スペイン『マルカ』によると離脱期間は約2か月となっている。

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