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リベロ復帰の長谷部は猛抗議でイエロー…フランクフルトvsインテルはスコアレス

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GKケヴィン・トラップのPKストップを喜ぶMF長谷部誠

[3.7 EL決勝T2回戦第1戦 フランクフルト0-0インテル]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は7日、決勝トーナメント2回戦第1戦を行い、MF長谷部誠所属のフランクフルト(ドイツ)はホームでインテル(イタリア)と対戦し、0-0で引き分けた。長谷部はリベロの位置でフル出場。第2戦は14日にインテルのホームで開催される。

 ボランチ出場が続いた長谷部だったが、負傷離脱していたMFジェルソン・フェルナンデスが復帰し、3バックの中央に復帰。前半5分にシュートをブロックしたが、直後にアクシデントに見舞われた。FWラウタロ・マルティネスとの接触で長谷部が鼻を負傷。苦悶の表情を浮かべたが、そのままプレーを続行した。

 前半21分にはMFジェルソン・フェルナンデスが後ろから寄せてラウタロを倒してしまい、インテルがPKを獲得する。長谷部は審判に抗議したが判定は覆らなかった。しかし、MFマルセロ・ブロゾヴィッチが右足で右下隅を狙ったキックはタイミング良く飛んだGKケヴィン・トラップが横っ飛びでセーブ。先制機を阻んだGKトラップは右CKからDFミラン・シュクリニアルが狙ったヒールシュートも立て続けに阻んだ。

 試合は激しさを増し、インテルは前半23分にDFクワドウォ・アサモアー、前半33分にラウタロが警告を受け、2人は第2戦に出場停止となった。長谷部はスライディングで相手の突破を阻止するなど抜群の安定感を見せ、スコアレスで前半を折り返した。

 フラクフルトは後半8分、スルーパスで抜け出したFWセバスチャン・アレがエリア内で倒されたが、ファウルの判定は下されなかった。この判定で審判に猛抗議した長谷部にイエローカード。苛立ちを示して水を蹴り上げたアディ・ヒュッター監督は退席処分となった。フランクフルトは最後までチャンスを生かせず、0-0の引き分けに終わった。 

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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